ANGEL MILK STORY「番外編」チァイ『χ』編

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　けんぢる♪-KENNDIRU-の
オリジナル電子書籍
『ANGEL MILK STORY（エンジェルミルクストーリー）』
からの、
番外編＜チァイ【χ】こと（ジョディー＝ロイド）＞
「通称→チェーン＝キャット」
の詩小説でっす☆

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「KILL_MEMORY（キル・メモリー）」

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あなた…
私のもとから居なくなってしまった
あなた…

暖かい想い出は　例えば
冷たい冬のジオラマの様に
微かにしか　もう 残っていなくて
初春の冷たい風が
ひどく私の心を突き刺してゆく…

これから私は
誰に問いかければいいのだろう？
これから私は
誰の為に笑えばいいのだろう？

神様に呟いても　どうせ
答えてくれりゃあしないけれど
そうでもしたくなる程に
痛みはズキズキと襲い出す…

―――……‥・「私…また素直に笑える日が来るのかなあ？」・‥……―――

　　　（‥……私の笑顔が戻る日なんて……‥）
　　　　　　　（‥……どうせ……‥）
　　　（‥……戻ってきやしないんだ……‥）

そんなひねくれた言葉を
頭の中に刻み続けながら
私…　冷たい風を押しのける様に
生意気に歩いちゃぁいるけれど

だけど　もし ホントに
もしかしてとしか いい様がないけれど
また　無邪気に笑える誰かと出会えたなら
もし…　Ｓｏ…
出会える日が 訪れたとしたならば…

私は…
ロクデナシの私は…
その　誰かの為に答える為に…

―――……‥・「最後の最後まで必死に笑ってみせるよ…」・‥……―――

もし…　Ｓｏ…
出会える日が 訪れたとしたならば…

また　無邪気に笑える誰かと出会えたなら…

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【ＴＨＥ　ＥＮＤ】

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