追い掛けてGLORY、刻の波も越えて行こう。
「冒険よ・・・・・・冒険だわ!」・・・さてさて例に因って例の如く参院選との事ですが、今回は18歳の選挙権とやらが話題にも成りましたが果たして如何に?どうにも伝え聞く処に由れば無暗にお利口さんが多い様で、余り波乱は期待出来ぬやも知れませぬが、野党側の統一候補戦略が功を奏するやも知れず、存外に激しき綱引きが見られよう哉?だが注目度的には次の都知事選辺りの方が見応えが在るやも知れぬて?かの人気俳優が出馬するやらしないやらで早くも過熱して居る様で御座いますわな。まあタレントでは在るが、アイドルの父親とかよりはマシやも知れんて?何でも総務省での権益を手放すのが惜しい様だが、省利省益を優先しようと画策する役人共に未来を語る資格なんぞ皆無で在ろうよ?却って素人の方が案外と真面な物の見方を出来るかも知れぬ?政治不信が常態化した昨今に於いて、タレント議員とやらが増加したのは寧ろ必然なのやも知れぬわ?所謂、二世議員とか其の手の輩は先祖は多少は優秀で在ったやも知れぬが、本人の資質に血筋以外に誇れる物が無いと云う真実を突き付けられて仕舞えば、大衆も逃げの一手を打つ。其の結果なのかね?いや此度の都知事選は所謂「政治と金」の問題が表面化した事に因る産物だが、かの人気俳優の場合、金銭よりも色恋沙汰で敲かれるやも知れぬな?だが或る意味、色恋の類は原則的に当人同士及び其の家族辺りにとっての問題で、一般市民には特に実害は及ばぬだろう。まあ気分を害すると云う面が在ったとしても基本的には精神的な領域で在ろうよ。だが税金の問題は全ての民衆が当事者で在る。まあ自動的に引き落とされたりする事に対して抵抗が薄まれば、充分には認識出来ぬやも知れぬがな?だが許される可きでは無い。無い筈だ。其れにも拘らず前都知事の行為は合法だと見做されて居る。此れぞ社会が腐敗して居る何よりの証左ぞ。おう、社会の腐敗と云えば、こんな事件も在った様で御座いますわね。昨年の10月及び今年の2月に警視庁の田園調布署とやらの警部補が2人程、相次いで拳銃を用いて自決を実施したとの事だが、両者の書置きには同一人物の上司の名が記載されて居たとの事だ。此の上司とやらは先月に訓戒処分を受けて辞職したらしい。そして体制側からは「パワハラは無かったが、品性に欠ける言動が有った」と発表された様だ。まあ、人間と云う生物の本質及び警官と云う種族の特色を分析すれば、真実は容易に浮かび上がって来るものだが、御得意の大本営発表が発動して悲惨な事実は隠蔽されたと観るのが妥当で在ろうよ。果たして、此の侭で済ませて良いもの哉?いや世の大半の人々は社会的な地位や肩書で物事を判断したがる傾向が顕著であるが、其れでは喰い物にされるばかりだぜ?まあ、お利口さん達は、そう望むのやも知れぬがな?いや前置きが長く成って仕舞ったわ。だが腐敗した社会には清掃が必要だろうよ。或いは政争か?まあ其れは兎も角、水谷優子女史顕彰画とさせて戴きたく存じます。御他界為されたのが5月17日と云いますから、そろそろ2ヶ月が経過しようとして居りますわね。享年51との事ですが、嘗て語った如く敢えて若い等とは申しませぬ。だが今の御時世では別に高齢者と云う訳でも無い。此の点は以前にも話した通りかと存じますが、いづれにせよ、既に年齢と云う数値は一般的な目安に過ぎず、絶対的な価値には非ず。唯、衝撃が大きかった事は確かで御座いますわ。尚、かの「まる子」での収録は同月末分迄は完了されて居られたとの事。既に国民的な番組と化した此の作品は今後も出演者の代替わりが継続されて往くのだと思いますと、何やら奇妙な心地も致しまする。さて水谷女史のデビューは昭和60(1985)年。かの「ZG」に於いてアナウンサー役を経て、サラ・ザビアロフ曹長を演ぜられました事で注目され、翌年7月から放映された「マシンロボ」のヒロイン役で本格的に開花。更に昭和62(1987)年4月から放映された「赤い光弾ジリオン」のアップル役で其の人気を加速させ、翌年6月の「歌姫夜曲」へと発展する。尚、同年発表のOVA「エースをねらえ!2」が初主演作と成る。後に彼女は「岡ひろみ役は一生忘れ無いでしょうね。初の主役で兎に角我武者羅で、終わったら心にポッカリ穴が空いて仕舞いました」と語られて居る。以降の御活躍は周知の件かと存じますが、其の内でも特筆す可きは平成1(1989)年4月から放映された「天空戦記シュラト」のラクシュ役で御座いましょう哉?この時、スタッフが附けたとされる呼び名が「超音波ボイス」で在り、周囲の人達からは「違う世界の人みたい」と言われたと云う。そして翌年の年明けから放映が開始された「ちびまる子ちゃん」のお姉ちゃんで親しまれ、同年4月から放映された「ふしぎの海のナディア」に於いてマリーを演ぜられた事に由って、かの「超音波ボイス」は最高潮に達したと云えよう。彼女は「私、自分は変な声だからヒロイン役には向かないと思っていたんです」と発言された事も御座いますが、出崎統監督は其の声質に惚れ込んだと云う。其の出崎監督に師事して演出助手を務めて居た西久保瑞穂氏が、彼女の夫と成る。嘗ては「タツノコ四天王」と迄、呼ばれて居た彼こそ「ジリオン」の監督で在り、話に因れば、かの忌野清志郎氏とは従兄弟同士で在ると云う。人の世とは奇妙な縁で結ばれて居るもので御座いますわ。其の彼と彼女が御結婚為されたのが平成6(1994)年11月とされて居る。丁度、彼女が三十路を迎えた頃だと拝察されますが、将に其の時期のインタビューで、此の様な発言がされて居る。其れは「1度位、仕事も荒れる様な情熱的な恋がしてみたい。私はどうしても仕事が一番に成って仕舞って。もし恋愛か仕事かと云う事に成ったら、自分の信念を曲げて迄恋に走れるかどうか・・・・・・絶対出来無いからこそ憧れるんでしょうね」と云う内容で在った。原文だと「荒れる」だが恐らく「忘れる」が本来の言葉だろう?いづれにせよ「ジリオン」から約7年か。然う云えば彼女は声優業に関して此の様に述べられたとの事です。其れは「声優業はフリーだから将来が約束された仕事では無い。だから続けたいのなら、ロッククライミングの様に一歩一歩上がって行くしか無い」と云う内容でした。当時の彼女は「ぷろだくしょんバオバブ」に所属されて居られたかと存じますが、或る意味、声優業の真実やも知れませぬ。さて、そんな彼女が御結婚為される数ヶ月程以前に出演されて居た番組が「GG」で在り、其処で演ぜられたブラック・ジョーカーは従来とは明らかに路線の異なるキャラクターでしたので随分と驚いた記憶が御座いました。そして同年1月より放映されて居たのが名作シリーズ20周年記念作品として制作された「七つの海のティコ」で在った。さて話に由れば平成5(1993)年に放映された「ナンとジョー先生」の後番組として日本アニメーション側が企画したのが、かの「名犬ラッシー」で在ったと云う。しかしフジTV側はオリジナル企画を通さなければ「来年から名作の枠は無い」等と迫ったと云う。局側の横暴は続き、第31話は未放映と成る。不遇な作品と云えようがLDの売り上げは好調だったらしい。其れは兎も角、主人公が超人的だった分、シェリル嬢の気儘な処は却って素敵です。
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2016-07-10 22:41
Comments (2)
◆さて寄稿から6年5ヶ月以上が経過してますが「ティコ(七つの海のティコ)」タグの追加忝い。尚、いつの間にやら「選挙」及び「第24回参議院議員通常選挙」の両タグの追加忝い。◆付記:評価「10いいね!」、ブックマーク10件、閲覧数502。◆さて昨年末の大臣共の辞任ドミノは象徴的だぜ!
◆さて寄稿から約2年8ヶ月程が経過して居りますが評価が加点されて「9いいね!」に成りました。尚、ブックマーク9件侭、閲覧数311。いや不意に上記を読むと相変わらず行政や司法が腐敗して居る件が窺えますわ。将に不正を行う為に役所が存在して居るかの如き御時世よな。平成は不信の時代だね。