勇ヴィク⑧
9話で物理的に始めて泣きました…………今までの涙は全部嘘やったんや…………
〈ここから7ページの漫画の補足〉
あったかい、って言ってるのは、これは完全に妄想なのですが、ヴィクトルが日本に来た時、初めて触ったヴィクトルの手のあまりの冷たさに、ヴィクトルが機械的にスケートをしていて、滑る喜びとか、自己ベストを更新する難しさ、楽しさとかを全く持たずにいるって直感で偏見を持ってしまった勇利が、自分とスケートをしていて喜び悲しみ苦しみを一緒に乗り越えたことでどんどん人間的になっていく、それが自分の憧れだったスケートの神様がただのスケートがすごくうまい人間の一人になってしまうんだって少し感傷的になってるっていう描写です……(伝わらない)
〈ここから9ページから11ページまでの漫画の補足〉
途中で勇利がヴィクトルになってたりわかりにくかったと思うので補足します。マンガ読んでからの方が分かりやすいかと。
9話で勇利が滑っている最中に「ヴィクトルは最初から僕の気持ちを分かってた」って言ってて、勇利的にそれはスケート人生における最期の救いの手だったと解釈してて、でもヴィクトルは自分が自分自身のスケートに疑問を抱いていた時に勇利が滑る自分のプログラムを見て自分の足りない部分、恐らくは勇利が内に秘めていたスケートが好きという気持ちと、それに伴えない結果との間で揺れ動く不安定な気持ちを、はっきりとは言葉に出来ないけど、でも心のどこかでそれを感じ取ってヴィクトルを日本へと運んだと思ってます。
ヴィクトルがみんなをもう驚かせることができないから、できない自分に満足できないから引退と続行をさまよう中で、自分の実力をすべて発揮することなく引退を噂されてしまう勇利の存在は、ヴィクトルが引退を引き延ばすことのできる、良い方は悪いけれど〈丁度良かった〉存在だったと思います。
それこそ初期は勇利にリビングレジェンドとして、一スケーターに物を教えていて、それが周りから見ると「コーチごっこ」に見えた。これはあながち間違いではないと思っていて、「コーチごっこ」と言われていたのは、「勇利が結果を出せないから」ではなくて、それがあくまでヴィクトルの自己肯定のためのコーチだったからじゃないかなと思います。自分の今までの技術や心得、新しいことを勉強しなくても勇利には十分だという、いわば怠慢の気持ち、これが周りからも見て取れるような関係だったんだと思います。
それが今になって、ヴィクトルが勇利を求めてしまっていて、一スケーターとしての勝生勇利に惚れ込んでしまっている。今までのヴィクトルはもしかしたら現役続行も考えていたのかもしれないけれど、9話でヴィクトルはスケート人生をすべてささげる覚悟で勇利をコーチしようと、今ようやく決心がついたと見えました……。
多分この瞬間ヴィクトルのスケート選手としての生命は、身体がよくても心が絶たれたと思います。勝生勇利にほれ込んでしまった以上、多分ヴィクトルは、それ以上のスケートを滑ることも教えることもできない。勝生勇利は世界からヴィクトルを奪ったんではなくて、ヴィクトルからスケートを奪ってしまったのかな、と思いました。
とにかく明るくてイチャイチャしてる勇ヴィクが描きたいのに描けなかったのでJJで〆ました
イッツアジェジェスタ~~~~~ルッッ↑↑
〈ここから7ページの漫画の補足〉
あったかい、って言ってるのは、これは完全に妄想なのですが、ヴィクトルが日本に来た時、初めて触ったヴィクトルの手のあまりの冷たさに、ヴィクトルが機械的にスケートをしていて、滑る喜びとか、自己ベストを更新する難しさ、楽しさとかを全く持たずにいるって直感で偏見を持ってしまった勇利が、自分とスケートをしていて喜び悲しみ苦しみを一緒に乗り越えたことでどんどん人間的になっていく、それが自分の憧れだったスケートの神様がただのスケートがすごくうまい人間の一人になってしまうんだって少し感傷的になってるっていう描写です……(伝わらない)
〈ここから9ページから11ページまでの漫画の補足〉
途中で勇利がヴィクトルになってたりわかりにくかったと思うので補足します。マンガ読んでからの方が分かりやすいかと。
9話で勇利が滑っている最中に「ヴィクトルは最初から僕の気持ちを分かってた」って言ってて、勇利的にそれはスケート人生における最期の救いの手だったと解釈してて、でもヴィクトルは自分が自分自身のスケートに疑問を抱いていた時に勇利が滑る自分のプログラムを見て自分の足りない部分、恐らくは勇利が内に秘めていたスケートが好きという気持ちと、それに伴えない結果との間で揺れ動く不安定な気持ちを、はっきりとは言葉に出来ないけど、でも心のどこかでそれを感じ取ってヴィクトルを日本へと運んだと思ってます。
ヴィクトルがみんなをもう驚かせることができないから、できない自分に満足できないから引退と続行をさまよう中で、自分の実力をすべて発揮することなく引退を噂されてしまう勇利の存在は、ヴィクトルが引退を引き延ばすことのできる、良い方は悪いけれど〈丁度良かった〉存在だったと思います。
それこそ初期は勇利にリビングレジェンドとして、一スケーターに物を教えていて、それが周りから見ると「コーチごっこ」に見えた。これはあながち間違いではないと思っていて、「コーチごっこ」と言われていたのは、「勇利が結果を出せないから」ではなくて、それがあくまでヴィクトルの自己肯定のためのコーチだったからじゃないかなと思います。自分の今までの技術や心得、新しいことを勉強しなくても勇利には十分だという、いわば怠慢の気持ち、これが周りからも見て取れるような関係だったんだと思います。
それが今になって、ヴィクトルが勇利を求めてしまっていて、一スケーターとしての勝生勇利に惚れ込んでしまっている。今までのヴィクトルはもしかしたら現役続行も考えていたのかもしれないけれど、9話でヴィクトルはスケート人生をすべてささげる覚悟で勇利をコーチしようと、今ようやく決心がついたと見えました……。
多分この瞬間ヴィクトルのスケート選手としての生命は、身体がよくても心が絶たれたと思います。勝生勇利にほれ込んでしまった以上、多分ヴィクトルは、それ以上のスケートを滑ることも教えることもできない。勝生勇利は世界からヴィクトルを奪ったんではなくて、ヴィクトルからスケートを奪ってしまったのかな、と思いました。
とにかく明るくてイチャイチャしてる勇ヴィクが描きたいのに描けなかったのでJJで〆ました
イッツアジェジェスタ~~~~~ルッッ↑↑
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2016-12-03 21:14
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