【灯火の国テテレスタ】老人と光⑤【終世血盟ロースニク】

「お前の声を聞きたい」
（※流血、暴力表現がございます。苦手な方はご注意ください）

■おむかえ（illust/60322010）が来て、
おむかえ（illust/60329620）が来て、
おくすり（illust/60339798）もらって、
おくすり（illust/60340125）もらった

ふぅ…危ない危ない、なんとか致命傷で済んだぞ…！
ポチはこれまでずっと終活してきましたが、それもそろそろ終わりそうですね。

ウトル君の生を否定はできないけど、その為に消えていく大量の命を見て見ぬふりもできないようです。

ので、ポチは最後はウトル君の意思を尊重することにしました。
ウトル君が一日でも生きたいと思うなら、ウトル君を一日生かすために死ぬ誰かを自ら進んでやって、一人だけでも救いたい。
でもウトル君がどうあがいても大虐殺しなければならないその肉体を一旦捨てて未来を生きる覚悟があるなら、自分が次の生へ連れて行く。
ほねほねちゃんの時に、死をもって次の生に賭けるといった方法を取っており、それを今回も繰り返そうとしています。

なんにせよ、決してやけになっているわけではなくて、ウトル君の未来を尊重したいが為の手段です。
犬死するのだけは嫌だと思っているので、答えが返ってこなかったり、もう待てないってなったら青薔薇になる覚悟。

テンパスにとって、「死」とは生における通過点や一時的な目標、ゴールのようなものです。
それを奪われたら、一体いつまで走り続ければいいのかという恐怖で狂ってしまうことも知っていますし、眠らなければ輝く朝を心から歓迎できないと思っています。
ただ、走りきっていないのに、自分の結果に満足できないのにそれを迎合することもできない、という考えです。

■お借りしました！ヘルゲイトさん（illust/49750580）の分身さん（illust/60281343）、イスベルグさん（illust/49710269）、リコルさん（illust/49667739）、ムニンさん（illust/52975063）、ちょびっとハーフ三人組ちゃん（illust/59684170）、ちょびっとウィーネストさん（illust/50917882）、ちょびっとミミちゃん（illust/49671260）、最輝のイテ・触手ウトルくん（illust/60205646）、本来のウトル君（illust/49663391）、テンパス（illust/49663286）（illust/59584127）