ゲッターロボナデシコ第十九話「風のシャラバイ」その10
>>ゲッター乙女の三人を改めて考えてみる・・隼子は"悪"だ。社会的に悪いことばかりをしてきた。既存のルールが窮屈でそれを破らねば先に進めなかったから・・楽しくなかったから。楽しくないのは幸せじゃなかったから・・悪とは言ってもつまらないことをしてセコくズルくして嫌われ者となっていたわけではない。多くの賛同者がいつも隼子を囲み敵対する側でさえもその痛快さに心弾んだ。隼子の、人間本来の持つ生命力の発現に社会がついて行けなかっただけだった。>>巴は"愛"、何人をも受け入れ優しく温かく包み込む。時にそれは善悪や損得を超えて強く常識外の奇跡さえ起こすものだ。>>ではミチルとは何だ?ゲッター乙女のリーダー、隼子と巴を、悪と愛を従えるもの・・
それこそは"正義"だった。
人の世はいつも正義を求める。どの国にあってもその政府は正義を唄う・・明らかな悪に染まっていようと正義を叫ばないと人はまとまることは出来ない。国の体裁はそれ無くしてはありえないのだ。表向きは正義を語り人の欲得や暴力を使って日本を裏から支配してきた勢力、言わば"醜悪"はゲッターロボの無敵の力に悪の生命力と愛の奇跡を従える人の世の正義をミチルに認めた。日本を護るため最前線で命をかけて戦うゲッター乙女の姿はは人々を感動させ何世代にも渡って飼い慣らし牙を抜いたはずの日本人の中からパルチザンなどという過激な反攻組織までをも生み出した。あのギュノス帝国さえ退けたその力はやがてこの国の不条理"醜悪"に向かって来る事は明白だった。魅了された人々の行先を照らす光、闇に潜む倒すべき"醜悪"を照らし浮き立たせる輝き・・自分達の支配体制を覆す道しるべとなる正義の顕現、日本の闇はミチルを恐れた。だとすれば・・
>>隼子が立ち止まる。「隼タン!?」巴とネコ達の足も止まった。「ダメだ!!敵の狙いはミチルちゃんだ、ミチルちゃんが今この国の要だったんだ失うわけにはいかない。皆が絶望してギュノス帝国と戦えなくなる・・日本が滅びちゃう!!」隼子の声に天が応えた
"天"「あ、いたいた隼子ちゃんやっほー^^」
・・ゲッターロボナデシコ第十九話「風のシャラバイ」その10
それこそは"正義"だった。
人の世はいつも正義を求める。どの国にあってもその政府は正義を唄う・・明らかな悪に染まっていようと正義を叫ばないと人はまとまることは出来ない。国の体裁はそれ無くしてはありえないのだ。表向きは正義を語り人の欲得や暴力を使って日本を裏から支配してきた勢力、言わば"醜悪"はゲッターロボの無敵の力に悪の生命力と愛の奇跡を従える人の世の正義をミチルに認めた。日本を護るため最前線で命をかけて戦うゲッター乙女の姿はは人々を感動させ何世代にも渡って飼い慣らし牙を抜いたはずの日本人の中からパルチザンなどという過激な反攻組織までをも生み出した。あのギュノス帝国さえ退けたその力はやがてこの国の不条理"醜悪"に向かって来る事は明白だった。魅了された人々の行先を照らす光、闇に潜む倒すべき"醜悪"を照らし浮き立たせる輝き・・自分達の支配体制を覆す道しるべとなる正義の顕現、日本の闇はミチルを恐れた。だとすれば・・
>>隼子が立ち止まる。「隼タン!?」巴とネコ達の足も止まった。「ダメだ!!敵の狙いはミチルちゃんだ、ミチルちゃんが今この国の要だったんだ失うわけにはいかない。皆が絶望してギュノス帝国と戦えなくなる・・日本が滅びちゃう!!」隼子の声に天が応えた
"天"「あ、いたいた隼子ちゃんやっほー^^」
・・ゲッターロボナデシコ第十九話「風のシャラバイ」その10
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2016-12-18 16:05
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