御助け人走る

※グロ注意！！

どこかで誰かが泣いている

誰が助けてくれようか

この世は人情紙風船

耳を澄ませた奴は誰

泣き声目指して走る影

この世は闇の御助け人

語り:雪染のちさ

http://www.nicovideo.jp/watch/sm17228528?ref=search_tag_video&ss_pos=16&ss_id=48d449d5-9c2f-4cb2-82d8-04aa7b223b81

石田無善(いしだむぜん)は凄腕の剣術使いだが、酒と博打におぼれ

その金のために、悪徳商人の性欲のはけ口のための若い娘をさらう行為を繰り返していた

今日もどこかでさらってきた若い娘を連れてきた石田の前に立ちはだかる影・・・

宗方京十郎だった

宗方は御助け人(おたすけにん)と呼ばれる者で、

御助け人とは、頼まれれば人探しから、どぶさらいまでなんでも雑用をこなす人材派遣のようなもの、その目的は人助けのためであり、人を助けるためには何でもやるのである

そんな彼らにも裏の顔があり・・もちろん人助けはきれいごとばかりではない

極悪人を始末を請け負うこともあるのである

宗方の武器は大小の刀だけではない、

彼は『兜割り(かぶとわり)』と呼ばれる十手のような鈍器を使う

主に殴打や刺突に使われるが、その鋭い切っ先は標的を切り裂く事も可能

さらに、『鉄心の太刀』と呼ばれる文字通りの鉄棒を振り下ろして、悪を制裁するのだ

そしてもう一人の御助け人が現れた

彼の名前は島帰りの十(しまがえりのじゅう)

怪力の持ち主で、相手を逆さに持ち上げ、１９０センチの長身から落とす『逆蔵おとし』で悪を屠る

他にも補助武器として、柄に針を仕込んだ仕込みキセルも使用する

彼ら御助け人は、今日もどこかで弱者のために悪を成敗しているのだ

うーん・・・改めて宗方くんを正面から見てみると

やっぱり、かっこいいんだね！逆蔵くんも惚れるわけだ(納得)