短時間挑戦 3107

　＊さて、本日の短時間挑戦は列車で御座います。
　御覧の様にとても爽やかと申しますか、明るい色合いの車輌。
　背景込みで御座いましたが、其処迄細かな背景では御座いません。
　唯、この描き方を始めてから細部の見えてしまう物に関してかなり時間が掛かる様に。
　どうしても書き込みを行ってしまいその分情報量が増えるので塗装の際もバケツで一気にとは行かなくなりました。
　加えて今回は正月疲れも加わり船をこぎつつと言う事も有り更に時間を浪費するという三重苦。
　そして、資料の車輌と今回描いた車輌は色が違うだけだと思ったのですが、細部がかなり違っており、それが塗装の際になって発覚して書き加え等で更に時間を使用。
　お陰でお時間は81分というとんでもない物に。
　以前の描き方で船をこぎつつでなければ60分以内で済んでいるはずなのですけれどねぇ。

　＊本日の列車は富山地方鉄道の14760形で御座います。
　今回描いたのは同鉄道が元旦に運行する初詣臨時列車として使用されたというニュースからで御座います。
　同じく10030形、17480形も同時に開運号として臨時運行されたそうです。

　毎年恒例の物なのだそうで、立山線に存在する岩峅雄山神社への初詣参拝客向けに、立山線と上滝線で走らせているのだとか。
　行き先方向幕の取り付けによって特急電車やご当地キャラの看板以外見られなくなっている状況でしたが、この臨時運行に於いては富山地鉄伝統の丸看板が掲出されたのだそうです。
　
　＊本日の撮影者さんは山犬さんと狼さんで御座います。
　神様も普通に顕現しているとんでもない世界幻想郷。
　それでもやはり初詣などと言ったお奉り事は重要な催しで御座います。

　当然神様の見えない現世に於いては形骸化している感はある物の、それでもやはり信心の一環としてどの地域でも恒例となっております。
　温泉ネタばかりで旅情記事を纏めるのもつまらないと言う事で今回はその初詣の際に走る臨時列車の事を記事にすることに。

　大手路線は今一つ面白味に欠けると言う事で地方路線を選択し、撮影へ。
　但し、年越しの際は山で本来の仕事もあるので隙間を使って別の時間での撮影。

　のんびりと走る地方路線ならではの光景を二人揃ってゆったりと撮影。
　これが大晦日から元旦に掛けてのみ混み合うという微笑ましいと言うべきか苦笑すべきと言うべきか、そう言った事が起こる人間の不信心ぶりに苦笑しつつ帰途へ就くのでした。