リンゴムシ
林檎壁蝨。
オスは0~1mmほどだが、交尾を済ませたメスは体長100~130mmにも達する。体色は赤く、肢と頭胸部は褐色をしている。
バラ科木本植物の樹液を食用にするダニで、樹皮などに棲む。
通常はタカラダニのような生態だが、繁殖期のメスは大きく体が変わることで知られる。
メスは交尾後、複数回脱皮を繰り返して身体を変える。
腹部が大きくせり出て頭胸部と後肢三対を覆うようになり、外からは赤い腹部と前肢一対しか見えなくなる。身体が100倍ほど大きくなるため、この時期のメスは他の昆虫なども食す、雑食性になる。
身体が100mmほどに達したら、メスは発達した前肢で木の枝につかまり、体内に卵を産む。
卵は一度に数千個ほど産みつけられ、すべてメスの体内で孵る。
大きな体、派手な赤、木の上という目立つ行動でメスは鳥を引き寄せ、食べられることで体内の子供たちを鳥に寄生させる。
本種は、このようにして生息分布を広げている。
稀に、木の実などと勘違いしてヒトが食べてしまうこともあるが、味も食感もまったく違うのですぐわかる。
危険な病原体の媒介者でもあるので、万が一食べてしまった場合はすぐに病院に行かねばならない。
オスは0~1mmほどだが、交尾を済ませたメスは体長100~130mmにも達する。体色は赤く、肢と頭胸部は褐色をしている。
バラ科木本植物の樹液を食用にするダニで、樹皮などに棲む。
通常はタカラダニのような生態だが、繁殖期のメスは大きく体が変わることで知られる。
メスは交尾後、複数回脱皮を繰り返して身体を変える。
腹部が大きくせり出て頭胸部と後肢三対を覆うようになり、外からは赤い腹部と前肢一対しか見えなくなる。身体が100倍ほど大きくなるため、この時期のメスは他の昆虫なども食す、雑食性になる。
身体が100mmほどに達したら、メスは発達した前肢で木の枝につかまり、体内に卵を産む。
卵は一度に数千個ほど産みつけられ、すべてメスの体内で孵る。
大きな体、派手な赤、木の上という目立つ行動でメスは鳥を引き寄せ、食べられることで体内の子供たちを鳥に寄生させる。
本種は、このようにして生息分布を広げている。
稀に、木の実などと勘違いしてヒトが食べてしまうこともあるが、味も食感もまったく違うのですぐわかる。
危険な病原体の媒介者でもあるので、万が一食べてしまった場合はすぐに病院に行かねばならない。
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2017-01-19 21:49
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