緋桜型駆逐艦　フライト３

緋桜（ひざくら）型駆逐艦とは、連邦共和国海軍が２００６年以降に建造した駆逐艦。建造費低減のため、従来の駆逐艦に比して小型化されている点が特徴。
緋桜型ではフライト形式にわけて段階的に性能を向上する事としており、１９番艦以降はフライト３に分類される。
フライト３ではフライト２Ｂ+をベースに以下の改良が施されている。

 潜望鏡監視レーダーの装備
 新型ソナーの採用
 増加した電子機器に対応するための発電機出力向上
 船体延長（３．８メートル）
 船体幅の増加（０．２メートル）
 ステルス性向上のため、前甲板に艤装物を隠すブルーワークを、対艦誘導弾発射筒にはスクリーンをそれぞれ設置
 魚雷発射管、自走式デコイ発射口の移設。艦内配置の改良。
 ガスタービン出力の向上
 静粛性の向上

以上の改良が施された結果、フライト３ではフライト２Ｂ+より基準排水量で４００トン増加、満載排水量では６００トン増加している。増加した排水量に対応するため、前述したようにガスタービンの出力を強化した。
連邦共和国海軍では今後同級を主力駆逐艦として整備する予定だが、フライト３では高性能化を狙った結果調達価格が高騰。性能、価格共に通常の駆逐艦（基準排水量およそ５０００トン、満載排水量およそ７０００トン）とほぼ変わらないため、国防省では建造数削減を視野に入れているという。

全長１５６，８メートル
全幅１７．６メートル
基準排水量４８００トン
満載排水量６５５０トン
武装 ６４口径１２７ミリ単装砲　１基
　　 ＶＬＳ １６セル（最大で３２セルまで増設が可能）
　　 ４連装対艦誘導弾発射筒 ２基
　　 ３連装短魚雷発射管 ２基
　　 ２０ミリＣＩＷＳ １基
　　 １１連装近接射程艦対空誘導弾発射機 １基
機関 ＣＯＤＬＡＧ方式
　　 ディーゼル発電機 ２基
　　 電動機（６８００馬力）２基
　　 ＴＭ３Ｂガスタービンエンジン（２４２５０馬力）２基
合計出力：６２１００馬力
速力３０ノット

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緋桜型の最終発展型です。さすがにこれ以上はネタ切れです。
緋桜型も最初の構想では基準排水量３０００トン弱、満載排水量４０００トン前後（Ｃ国のジャンカイ型と同じくらい）のつもりでしたが…………どうしてこうなった？
キャプションに出てきた“通常の駆逐艦”は海自のあきづき型とかあさひ型だと思ってくれればだいたい合っています。
今度は時代を変えて、戦後初期から始めようかとも思います。

はじまりのフライト１／２Ａはこちら【illust/60603517】
まだまともなフライト２Ｂはこちら【illust/60620453】
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