またやってしまったねえ

「またやってしまったねえ」
「ご、ごめんなさいなのだ……」
「アライさんはちゃんと謝れて偉いねえ。じゃあ、謝るときはどうするんだっけ？」
「こ、こうなのだ！　ドゲザ・スタイルで謝罪心重点なのだ！」
「それだけ？」
「あ、アイエエエエ……こ、これ以上は、どうか許して欲しいのだ……」
「私は許すよ。でもかばんさんがどう思うかなー？」
「ひっ！　ゆ、許して欲しいのだ！　ごめんなさい！　ごめんなさい！」
「そうそう、いい子だねー。じゃあ、罰ゲーム行こうか。今日は「ホットケーキ」と「し尿浄化槽」で許してあげるからねー」
「ひ、ひいぃ！　嫌なのだ！　嫌なのだ！」
「へえ、逃げるんだ？　じゃあ「犬の餌」も追加しようかなー」
「ひっ……わ、わかりました、ごめんなさいなのだ……」
「わかってくれたようでなによりだよ。いい子だねー。偉いねー」
「と、当然なのだ……ぐすっ……アライさんは偉いのだ……ひぐっ……」