【冬闘乱2016】葬月切継【東軍】
「 左様なら。 」
◆ 葬月 切継(ほうづき きりつぐ)
玉鋼学園3年生/東軍/173cm/男子
一人称:僕/二人称:~くん・さん、貴方
双子の姉以外の万人に敬語で接する品のよい男子生徒。
物腰も穏やかで実年齢より大人びた雰囲気。頭が良く人当たりもとてもよい。
葬月一族の特性で縁や命などを糸として視認・干渉できる。
後輩の不注意から、双子の姉と繋がる縁の「糸」が断ちきれてしまった。
当然彼に繋ぎなおす力もなく、糸が元通りになるかは不明である。
卒業間近、髪を落とし ずっと付けていた面を外し顔を晒した。
糸が切れたにも関わらず、今までより多い時間を姉と過ごしている様子が見られる。
春がくるのををずいぶんと楽しみにしているよう。
葬月:古くより怨魔退治を生業としてきた祓魔師家系のお家。
表では葬儀屋を営んでおり、怨魔の残骸処理なども請け負っている。
祝月とは血と名を分けた親戚関係。病院を営む祝月から仕事がくることも日常的。
✄心剣:漱織乃菊-ススギオリノギク-
片鋏の形をした剣が金と銀で対となっており、双剣の様に使う。
彼の意識によって命、縁、五感など断ち切れる。
これまで糸を穢していると認識していたものを、漱いでいると認識を改めた。
繋がりを断ち切った対象には菊の花が咲き、その花が枯れる頃効果も切れる。
繋がりを永遠に断ち切った場合、菊の花が餞の様にずっと傍で咲いている。
断ち切ったものは双子の片割れである珠子にのみつなぎ直しが可能。
◆関係者様◆
待ちわびた春風。
✄櫛名 大和さん(櫛名さん)【illust/62096940】
時折決まった香りが鼻に届く。
其れが季節を問わず一定であることにも気がつかず 否、興味はなく
些細な切欠から、何故か手繰り寄せたくなったのです。
「ああ、櫛名さん。いつもありがとうございます、気にかけていただいているようで。」
「…香袋ですか?よい香りですね。この香りの元が貴女だったと、今になって知りました。」
「面白い方ですね。此れまで彼女と僕をきちんと区別する人は当然居りましたが
両方を切継の名で呼ぶと言ったのは貴女が初めてです。うん…ふふ、とても面白い。」
「貴女にそう言っていただけるとうれしいですね。本当ですよ。
貴女の御陰でもあるのでしょう、櫛名さんなしではきっと 切継の顔は此処に無かった。」
「貴女に話した事はなかったでしょうか。実は僕、面白いものが”視得る”のですよ。」
「」
+
穴の底、いつも見上げる奈落の瞳が心地よい。
✄万寿院こよりさん(こより)【】
「」
+
✄見透かすような瞳の、油断できない可愛い後輩
柊雷閃さん(雷閃)
「さあ、いよいよ貴方にこうして挨拶をする機会も耐えるようです」
「どうです、寂しいですか?…僕も寂しいですよ。ねえ雷閃。」
+
✄清らかな未熟さではからずとも漱いでくれた後輩
空井漱さん(空井さん)【illust/60108499】
「空井さん。…空井さん、何て顔をなさっているのです。僕はほら、何ともないのですよ」
「刀をお抜きなさい。それは貴女に与えられた業であれど、他にはない力です。僕と同じ、不幸で尊い力。」
「美しい刀と力です。不思議でしょう?貴女の刀に糸が触れてからの方が、あの子との距離が近づいた」
「有難う御座います空井漱さん。少なくとも僕は貴女に漱がれたのです。例え一時だけでも、地獄の穢れから。」
「またお会いしましょう。貴女が拒んだり切ったりしない限り、僕たちはまた出会います。…見えるでしょう?」
+
✄共に生まれ落ちた唯一の存在
双子の姉:綺志満珠子(珠子・あの子)【illust/60406088】
「今度こそ、左様ならだよ。僕らは死んだ。そうだね?」
「君は珠子、僕は切継。『久し振り』 きっとずっとこうして出逢いたかった」
「僕の珠子 僕の唯一の片割れ」
「君の行く末に、地獄も退く煌々たる太陽が ずっと有りますように。…姉さん。」
「姉さん、大切な頼みがあるんだ。…聞いてくれるかい」
遅ればせながら卒業です。今まで有難う御座いました。
何かございましたらお手数ですがメッセージよりお願いいたします。
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2017-03-26 05:39
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