Page 1/3

アスタリスク

小学生の時、1997年の貸し出し記録が最後の、埃っぽい本を見つけました。

その本は自分が生まれる前からずっと、小学校の図書館の隅っこの棚に入れられてたんです。

その本は怖い話なのに、なぜか戦争の本がまとめられているところに置かれていました。
はだしのゲンとかと一緒にあって、図書室のはしっこなのもあって、小学生の私たちの間では、なんとなく、近づいちゃいけない雰囲気がありました。

そんなところで見つけた場違いな本を私は読んだのですが、その日家に帰った瞬間に「これが幽霊のにおいか」ってわかるような、寒気と湿気を感じ、母に、「畳の部屋に幽霊がいるよ」と知らせたのですが信じてもらえず、私はそのまま体調を崩し、嘔吐して、一週間くらい学校を休みました。

いままでずっと、その本のタイトルを忘れていたのですが、ついに思い出しました。

それは

「本当にあったおばけのはなし」シリーズの、「 ついてくるひとだま」
です。
1990年に発刊されたものでした。

見つけたら是非読んでみてください。

74
66
1372
2017-07-13 23:09

 遠数研


Comments (7)

んぽ 2017-07-31 05:18

またいつも通り樹氏成分を啜りに来ました。 一枚目の集団の右上の個体様が これはもしや背中チラだか腹チラだか しているのではないかと思ったら身体が熱くなってきました。 そうゆう目で見てすみませんでした。今日もご馳走様でした。

View Replies

ずいぶん怖い経験をされたんですね。私も私で小6か中1のとき、学校の図書室にあった本当は怖い童話だかの本を怖いもの見たさで読んだら怖いというよりはエロくて刺激が強すぎて物理的な意味で投げそうになった事がありますが、それがかわいく思えてくるレベルです。

View Replies
んぽ 2017-07-15 13:33

うあああああ……好きだっ!! かっこいくもあり、かわいくもあり、クールでもあり、ダークでもあり、神秘的でもあり、稀に妖艶でもある。 私、彼の欠点が見つけられません… 中トロは…ツッコんでもよい所なのでしょうか…? いや、遠数研さんの感性に全てゆだねます ご馳走様でした!!

View Replies

Related works