おセンチその３

しつこく番外編センチメンタル・デイから。ニース初登場は第１シリーズ、クレマチ失脚後の後釜の副侍従長として登場。名門ではなく庶民に近いとされる名ばかり貴族とよばれる階層の出。でも頭脳明晰でその能力の高さから長くクレマチから部下として重用されていた、というプロフィール。今までの話では侍従長としての活躍ぶりは省略、ただの子供好きな人と化していますが。ギャラハドが王宮に仕えなければ、二人はもっといい関係のままだったかも知れませんが。ユシーにとってクレマチはクレオから母親を奪った根源であり、また自分の父親の仇でもあり、いくら時が経とうと容認できない存在。そのクレマチをまだ慕い、ギャラハドに目をかけるニースに不満を持つことも仕方ないのでは。ミランにはごまかしていましたが二人の対立が決定的になったのでニースは辞めることにしたのでしょう。ニースもユシーに対し色々思うところはあるのでしょうが一切何も言わなかったところはなかなか太っ腹な感じですね。