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∞×0000 優しい希望の光/奇跡という名の残酷な運命

自分用の6周年目シオリ。

0が加われば何を掛けてもゼロ。
研究者Aは妻と娘が死ななかった理想の世界を創りあげる為にデジタル世界を支配しようとした。
しかし真実に辿り着いた娘は『失った命は元に戻らない』と微笑む。
最初に失った母の命、次に失った自分の命、そして電子幽霊となってから出会ったデジモンの命。
生き返ることを望まず、それら3つの偽りの命を自らの手で終わらせた。

結果、残された斎藤恵子は二度『マナ』を失うこととなり、物語は0を描くように永遠と周り続けることとなる。
こうして世界に選ばれずデヴァイスを持つことを許されなかった電子幽霊『マナ』は、自己進化する世界観測型デジタルデヴァイスになったのだ。

無限旅行参加前に書こうとしていた『デジモンワールド02【SCRAP GHOST】』より。

 カオスモンSG(スクラップゴースト)
相容れぬ(解せぬByティラノモン)デジコアが同時に存在するカオスモン定義デジモン。
デヴァイスを持った少女の『希望』とデヴァイスとなった少女の『光』は『奇跡』を生むと同時に過酷な『運命』も作り出してしまった。
カオスモンであるが故、誕生してからわずか3分間しか生存できない。
しかし世界観測型デジタルデヴァイス『マナ』の自動防衛システムと化したカオスモンSGは拘束具により制御されており、『マナ』がカオスモンSGの存在を平行世界から観測出来ている限り常に生まれた瞬間のポテンシャルを維持し続けている。

  エクシードガジェルドラモン
世界観測型デジタルデヴァイス『マナ』が無限ともいえる平行世界から見つけ出すも1に至らなかった可能性。
世界観測型デヴァイス『マナ』の元まで辿り着き刃を向けた唯一の『遠藤愛菜とガジモン』の『パートナーコンビ』である。
次元移動を可能とした超越形態は『マナ』の存在に気付き、その世界の『マナ』と『斎藤恵子』を「もう休ませてあげよう」と自動防衛システムと化したカオスモンSGに決戦を挑んだ。
1になれず0として消えた可能性であるが、きっと『どこかの彼女達』なら『斉藤恵子』を救ってあげられると『マナ』は『希望』を抱き『運命』を打ち砕く『奇跡』の『光』を信じ続けるのだった。

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2017-08-17 00:00

 へたペン


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