ガンダムSEEDオリジナルMSV21

5,星を駆ける者
　10月23日、宇宙での仕事を終え地球に帰還しようとブルーメ・スプリッターは月で補給を受けていた時、D.S.S.Dとモルゲンレーテ社が合同で研究している月の施設が襲撃を受けているので助けてほしいと救助の依頼が来た。母艦のメタトロンの補修と補給が終わっていないため、NGR5機とヌーヴォー・ルミエールを改造した機体「Gノワールアウゲ」の6機が急いで向かった。現場に到着するとザクやグフなどのザフトのMSが施設を襲い、施設を防衛しているアストレイタイプのMSが押されていた。ブルーメ・スプリッターは急いで襲撃しているMSを攻撃し施設を防衛する側に回る。襲撃するMSが半分に減ってきて時、1機のザクが施設に接近しビームトマホークを投げつける。間に合わないと誰もが思った時何かがトマホークを弾いた。それは全身が白く、2つ目の角が付いたMSだった。その機体を見た襲撃側は他のMSを無視して白い機体に攻撃を仕掛ける。白い機体は羽を展開しながら攻撃を避けていき敵MSの頭部や腕をビームライフルで撃ち抜いていく。白い機体を援護しながらたブルーメ・スプリッターのメンバーは少しおかしいと思った。襲撃側は絶えず攻撃をしているにも関わらず、白い機体は全く被弾しないのだ。まるで前だけでなく後ろも見え、攻撃を先読みしているかのようだった。その内に白い機体の広がっている羽から赤い円のようなものが現れ、足と腕が展開し開いた所が光ると白い機体の速さが上がり腕のビームサーベルで次々に敵MSのコクピット避けて無力化していった。全ての敵を撃破し敵勢力がいなくなったことで一同は一安心した。ブルーメ・スプリッターは施設に立ち寄り何故狙われたのか施設の研究員に尋ねると光る輪を発したあの白い機体こそがターゲットだということが分かった。何故ならあの白い機体は、コーディネーターの存在を脅かすと言われているゲフュールパーソン用に開発された機体だったからなのだ。

1,2P Gノワールアウゲ(眼)
　ヌーヴォー・ルミエールを改造した機体。一部フレームが露出がしていた部分を装甲で覆われ、頭部にVアンテナが追加、機体の色が白から黒に変更している。武装は基本的なビームライフル、ビームサーベル、シールドが追加されている。

3～5P スターランナー(駆ける者)
　スターゲイザーの発展機。本来は戦闘目的で造られた機体ではないが、機体のAIの学習の一環としてゲフュールパーソンの反応速度と空間把握能力を参考にしようと造られている。レジティム・オルドルのMS「ルミエール」の技術も使われ、頭部に学習させるAIを搭載し、コクピットは「トレンドトレースシステム」という特殊なシステムを搭載している。更にバックパックの「ヴォワチュールリュミエール」の形状が大型のリングの形から、６枚の羽の形に変更されており、羽を展開し太陽風を受け止め続けると赤いリングが発し腕と足の一部が展開し発行する。この状態になるとバックパックのブースターを使わず推進力を得られ移動できる。他にもビームライフルは専用の物が用意されており、腕にビームサーベルが取り付けられており外して使うことが使うこともそのまま展開してトンファーのように使うことができる。

トレンドトレースシステム
　パイロットの動きをダイレクトに機体に反映させる実験システム。パイロットは専用のスーツを装着し背中のユニットとコクピット内の機械を接続することでコクピット内でパイロットが動くと機体も同じ動きをする。だが出来るのは人間が出来る動きだけで、機体の設定を触る時はコクピットのコンソロールを操作しスラスターなどを使う際はやペダルを踏ないといけないので、相手から見ると手や足がおかしな動きをしているように見える。