炎獄の中で相まみえる
薄暗き道を行くシグナを見つける。焔龍の護り火を周囲に展開する。本来では守りに使うものだが周囲に展開すれば強力な壁になる。驚く彼の後ろに私は現れる。亜空間より私は現れる。
「通信機の開発を依頼されたのはあなたですよね、シグナ様。」
「あ、あなたは?」
「魔法旅団ゼルフォルクの一人、ボーチェといいます。此度の通信機、有効に活用させていただいております。」
「は、はあ。ありが「あなた、復活者ですよね。」
一瞬、彼の表情に緊張が走る。それはそうだ。自身が復活者だということを彼が大っぴらにしているとは思えない。
「なぜ知ってるんです?」
「私は口から発せられる気を感じられますので。以前、団長とお話したでしょう。その時、発せられた復活者特有の気がわずかに漂っていましたので。」
二人の間に数秒の空白が出来る。再び口を開いたのは彼だった。
「一体、何をしに来たんですか。ただ挨拶しにきただけではないでしょう。」
「ええ、もちろんです。」
彼は真剣な面持ちで、私は少しだけ笑った。少しだけ笑って、私は右腕を切り落とした。
「なっ・・・。」
「これを食べてください。食べて、あなたがどのように、復活者がどのようにして、どのようなメカニズムで知を得るのか。実際に私に教えて下さい。」
「なぜ、なぜ自分の身を切ってまで・・・。」
「別に私の代わりなどいくらでもいる、というのもあります。ですが、それ以上に私は情報が欲しいのです。どの国の研究機関もあまり復活者、特に復活者の食事についての研究が行われていない。復活者を操る存在まで現れた今、すぐに、この場ででも情報がいるのです。」
「復活者との共存のために。」
お借りしました
シグナ illust/64038071
自分のキャラ
ボーチェ illust/64323557
不都合がありましたらパラレルスルーでお願いします。
「通信機の開発を依頼されたのはあなたですよね、シグナ様。」
「あ、あなたは?」
「魔法旅団ゼルフォルクの一人、ボーチェといいます。此度の通信機、有効に活用させていただいております。」
「は、はあ。ありが「あなた、復活者ですよね。」
一瞬、彼の表情に緊張が走る。それはそうだ。自身が復活者だということを彼が大っぴらにしているとは思えない。
「なぜ知ってるんです?」
「私は口から発せられる気を感じられますので。以前、団長とお話したでしょう。その時、発せられた復活者特有の気がわずかに漂っていましたので。」
二人の間に数秒の空白が出来る。再び口を開いたのは彼だった。
「一体、何をしに来たんですか。ただ挨拶しにきただけではないでしょう。」
「ええ、もちろんです。」
彼は真剣な面持ちで、私は少しだけ笑った。少しだけ笑って、私は右腕を切り落とした。
「なっ・・・。」
「これを食べてください。食べて、あなたがどのように、復活者がどのようにして、どのようなメカニズムで知を得るのか。実際に私に教えて下さい。」
「なぜ、なぜ自分の身を切ってまで・・・。」
「別に私の代わりなどいくらでもいる、というのもあります。ですが、それ以上に私は情報が欲しいのです。どの国の研究機関もあまり復活者、特に復活者の食事についての研究が行われていない。復活者を操る存在まで現れた今、すぐに、この場ででも情報がいるのです。」
「復活者との共存のために。」
お借りしました
シグナ illust/64038071
自分のキャラ
ボーチェ illust/64323557
不都合がありましたらパラレルスルーでお願いします。
pixivファンタジアRD
pixiv Fantasia: Revenge of the Darkness
【魔法旅団ゼルフォルク】
mahourixyodannzeruforuku
復活者討伐戦【赤】
fukkatsushatoubatsusenn
ガンライル
Gunrale
4
3
279
2017-08-29 04:16
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