【PFRD】窓辺の少女【覇王戦争】

「君は何故生きる…？何のために生きている…？この私に教えてくれ…」
「え…　そんな事どうでもいいじゃないですか…」

幼い頃のセリースは、自分がまわりの人と違った事を憎んだ。
彼女はいつも、教室の窓辺から、楽しそうに遊ぶ同級生を眺めていた。自分も皆と一緒に笑い、一緒に遊びたかったが、足の無い、蛇の半身を持つ内気な少女には無理な話だった。

実力主義の中学なら、努力すれば皆に認めてもらえて友達ができると思い、腕を磨き、実力を現したが、彼女の力を羨んだ同級生は、彼女を魔物扱いし、魔物相手に試合をするのは不公平だと不満を訴えた。

結局親以外の誰にも心を開く事を出来ず、まるでそれを反映するかのように、魔法の相性は《盾》となった。必死に教室で眠らないように努力していたセリースも自分が人と違う事を認め、無理に馴染もうとする事を諦めた。

「生きる理由がないなら…死んだ方が…」
「ええ…？」

まわりの人を恨む気持ちが全く無いわけでもないが、その窓辺から見る「人」は彼女にとって美しいものだった。嫌いようがない。小学校でも、中学校でも自分の「居場所」を見つからなかったが、いつか彼女の《盾》を必要とする日が来るまで自分の魔法を磨き続けた。せめて道具としてなら、人は魔物に必要があるのでしょう…と思ったが、

「生きる理由のない人わりに…よく防ぐ…　教えてくれ…君の生きる理由…」
「うん…その、言わせてあげたいなら言いますよ…（いきなりこんな事を言うのは照れくさいが、また撃たれたくないなぁ）　私、せっかくのんびりとソファで他愛のない話をしてますから、それを…失いたくない（武士にとってくだらない理由かもしれないかな…）」

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非公式イベント　憂虞の亡霊騎士　【illust/64609413】

ソファでのんびりと話をしてるのはココ【illust/64366046】

蛇のように３ｍのスイキュゥんを食べる事を考えた事ある　セリース【illust/64012076】　ちなみにセリースの好みはぶどう味らしい

（次はサマーウェア☆セールで水着を描きたいがさすがに気まずいかな…）