私をみて
あなたに会いたくて狂おしい。国のことなんかより私を見てほしい。もっと近くにいたくて傍にいたいだけなのに。あなたは国をよくすることしか考えてないのね。そんなむさくるしい武士どもなんかより私といて欲しいのに・・・。毎日寂しかった。
そんな時戦が近づいてあなたは言った
「この戦が終わったら一緒になってくれ」
私は傍にいたいだけ。その戦に私を連れてってほしい。どんな形でも良いから私はあなたから一分一秒離れたくないのに。でも言えなかった。
「分かったわ」
寂しい毎日。あの方は戦場へ。国なんかどうでもいい。私だけを見ててほしい。
「OO、家にいるのかい」
隣のおじいさんが扉を叩く。
「驚かないで落ち着いて聞いてくれ××が帰ってきた」
「何を言ってるの?ここにはあなたしかいないわ」
そう、おじいさん以外にあるのは汚い風呂敷だけ。おじいさんは気の毒そうに風呂敷を差し出してきた。
「××はここにいる」
そう言って私に風呂敷を渡し帰って行った。それで何故私が驚くの?私は風呂敷を開けるとそこに愛しい彼がいた。
「おかえりなさい」
彼の眼は私しか映さない。もう国とかどうでもいい武士どもに取られる心配はないんだ。私は嬉しかった。彼は私の足くらいの高さになってしまったから寝っ転がって話さなきゃいけないけど四六時中一緒にいてくれるのは本当に嬉しかった。
「今日は月を見ようか××さん」
ちょうど良い感じの岩があったのでそこに彼を座らせる。
「私ずっとあなたを独占したかったの。夢が叶って嬉しいわ」
そっと接吻して私は彼と一緒に月を見ながらお話しした。彼の瞳は私しか映さない。
「愛してるわ」
そんな時戦が近づいてあなたは言った
「この戦が終わったら一緒になってくれ」
私は傍にいたいだけ。その戦に私を連れてってほしい。どんな形でも良いから私はあなたから一分一秒離れたくないのに。でも言えなかった。
「分かったわ」
寂しい毎日。あの方は戦場へ。国なんかどうでもいい。私だけを見ててほしい。
「OO、家にいるのかい」
隣のおじいさんが扉を叩く。
「驚かないで落ち着いて聞いてくれ××が帰ってきた」
「何を言ってるの?ここにはあなたしかいないわ」
そう、おじいさん以外にあるのは汚い風呂敷だけ。おじいさんは気の毒そうに風呂敷を差し出してきた。
「××はここにいる」
そう言って私に風呂敷を渡し帰って行った。それで何故私が驚くの?私は風呂敷を開けるとそこに愛しい彼がいた。
「おかえりなさい」
彼の眼は私しか映さない。もう国とかどうでもいい武士どもに取られる心配はないんだ。私は嬉しかった。彼は私の足くらいの高さになってしまったから寝っ転がって話さなきゃいけないけど四六時中一緒にいてくれるのは本当に嬉しかった。
「今日は月を見ようか××さん」
ちょうど良い感じの岩があったのでそこに彼を座らせる。
「私ずっとあなたを独占したかったの。夢が叶って嬉しいわ」
そっと接吻して私は彼と一緒に月を見ながらお話しした。彼の瞳は私しか映さない。
「愛してるわ」
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2017-09-10 23:22
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