【PFRD】嘘吐き鳥が嘯く噂【忌むべき王の戦場】
◇犠炎龍の飾り鱗(左下)
他人の傷を癒し続けて一生を終えるという、アトゥルーギナンの鱗。
持っているだけでじわじわと持ち主の体力を回復させるが、その力は有限である。
効力を使い果たすと跡形もなく崩れ去る。
効果を発揮させずに保管するには、表面が外気に触れぬよう氷精の絹衣で何重にも巻いておく必要がある。
◇妖鳥の目玉尾羽根(右下)
白い部分はあらゆる状態異常をたちどころに治すと噂され、色の濃い部分は幻覚を見せるほどの毒性を帯びるという妖鳥の尾羽根。
かつて戦乱の時代には高値で取り引きされたが、完全な毒抜きは妖鳥の一族にしかできないと言われている。
ハチガアメに巻かれた羽根と同じもの。
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期間中最後の投下です。(全章最終日滑り込みとかいう嬉しくない快挙)
交流お返しできてないのがいくつかございますので、後日もう少しだけ何かかければと思っております。
色々な意味で微妙にきわどい設定のキャラでしたが、期間中閲覧や評価やコメント下さった方々、ありがとうございました。
(コレ大丈夫なんだろうかと自問自答を繰り返しながらすすめる傍ら、とても励みになりました……)
◆噂屋 illust/64495469
pixivファンタジアRotD : illust/63981060
※以下はフレーバーテキストなのでお時間に余裕のあるときにお読み下さい
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そもそも二枚舌の妖鳥の一族はその尾羽の薬効から、古来より狩られることが多かった。
妖鳥にとって嘘は生き抜くために必要で、狩人を騙すことが日常茶飯事だった。
それを悪いことだとは微塵もおもわなかったんだ。
今でも妖鳥の多くは嘘を吐くことに何のためらいも罪悪感も持っていないだろう。
片目を失った妖鳥の噂屋……?ああ、あいつか。
あいつが妖鳥にしては珍しく、嘘が「悪いこと」だと理解していたのにはわけがある。
ヤツは先の戦争時代にも、巧みな口先で危ない橋を渡り歩く情報屋として暗躍していた。
しかし魔族の軍勢が劣勢になった時、ヤツは黒の王の情報を密かに敵に売っていたと誰かに言いがかりをつけられた。
真偽は定かではないが……「どっちが勝っても大差ない」と興味のないそぶりをしていたし、その普段の二枚舌が仇となったんだな。
その誰かを皮切りに、事の次第を詳しく知らない輩からも糾弾の声が相次ぎ、あっという間に袋叩きだったそうだ。
片目を失ったのはその時だ。ま、それだけですんだところがヤツの狡猾なところではあるんだが。
だがどんな痛い目に遭っても嘘は妖鳥にとっては習慣の一部。
二枚舌に生まれてうそをつかない人生なんて在り得ないからな。
……ま、普通の人間には分からんか。
-----年老いた妖鳥の一羽の証言
……ところで。ヤツに関してはこんな噂がある。
先の内輪もめでヤツは片目のみならず命をも失い、本当はとっくに死んでいるのだと。
今はヤツ自身が流した「二枚舌の噂屋は存在している」という噂によって生き永らえる概念のような存在であると。
本当かどうか?または、巧妙に気配を隠した復活者なのではないか?
さあねえ……私も二枚舌の妖鳥だ。さて、今の刻は何時だったかな。ケケケ
真偽判定:どっちだろう→奇数なのでホント(復活者ではないです)
他人の傷を癒し続けて一生を終えるという、アトゥルーギナンの鱗。
持っているだけでじわじわと持ち主の体力を回復させるが、その力は有限である。
効力を使い果たすと跡形もなく崩れ去る。
効果を発揮させずに保管するには、表面が外気に触れぬよう氷精の絹衣で何重にも巻いておく必要がある。
◇妖鳥の目玉尾羽根(右下)
白い部分はあらゆる状態異常をたちどころに治すと噂され、色の濃い部分は幻覚を見せるほどの毒性を帯びるという妖鳥の尾羽根。
かつて戦乱の時代には高値で取り引きされたが、完全な毒抜きは妖鳥の一族にしかできないと言われている。
ハチガアメに巻かれた羽根と同じもの。
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期間中最後の投下です。(全章最終日滑り込みとかいう嬉しくない快挙)
交流お返しできてないのがいくつかございますので、後日もう少しだけ何かかければと思っております。
色々な意味で微妙にきわどい設定のキャラでしたが、期間中閲覧や評価やコメント下さった方々、ありがとうございました。
(コレ大丈夫なんだろうかと自問自答を繰り返しながらすすめる傍ら、とても励みになりました……)
◆噂屋 illust/64495469
pixivファンタジアRotD : illust/63981060
※以下はフレーバーテキストなのでお時間に余裕のあるときにお読み下さい
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そもそも二枚舌の妖鳥の一族はその尾羽の薬効から、古来より狩られることが多かった。
妖鳥にとって嘘は生き抜くために必要で、狩人を騙すことが日常茶飯事だった。
それを悪いことだとは微塵もおもわなかったんだ。
今でも妖鳥の多くは嘘を吐くことに何のためらいも罪悪感も持っていないだろう。
片目を失った妖鳥の噂屋……?ああ、あいつか。
あいつが妖鳥にしては珍しく、嘘が「悪いこと」だと理解していたのにはわけがある。
ヤツは先の戦争時代にも、巧みな口先で危ない橋を渡り歩く情報屋として暗躍していた。
しかし魔族の軍勢が劣勢になった時、ヤツは黒の王の情報を密かに敵に売っていたと誰かに言いがかりをつけられた。
真偽は定かではないが……「どっちが勝っても大差ない」と興味のないそぶりをしていたし、その普段の二枚舌が仇となったんだな。
その誰かを皮切りに、事の次第を詳しく知らない輩からも糾弾の声が相次ぎ、あっという間に袋叩きだったそうだ。
片目を失ったのはその時だ。ま、それだけですんだところがヤツの狡猾なところではあるんだが。
だがどんな痛い目に遭っても嘘は妖鳥にとっては習慣の一部。
二枚舌に生まれてうそをつかない人生なんて在り得ないからな。
……ま、普通の人間には分からんか。
-----年老いた妖鳥の一羽の証言
……ところで。ヤツに関してはこんな噂がある。
先の内輪もめでヤツは片目のみならず命をも失い、本当はとっくに死んでいるのだと。
今はヤツ自身が流した「二枚舌の噂屋は存在している」という噂によって生き永らえる概念のような存在であると。
本当かどうか?または、巧妙に気配を隠した復活者なのではないか?
さあねえ……私も二枚舌の妖鳥だ。さて、今の刻は何時だったかな。ケケケ
真偽判定:どっちだろう→奇数なのでホント(復活者ではないです)
pixivファンタジアRD
pixiv Fantasia: Revenge of the Darkness
◇嘘吐き鳥の嘯く噂
ガンライル
Gunrale
【悪虐衆団スロウスローグ】
akugyakushuudannsurousuro-gu
忌むべき王の戦場
imubekiounosennjou
PFRDアイテム
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796
2017-09-17 23:27
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