もしもの５

Happy Halloween！（ハッピーとは言ってない）

＊＊　割と重要だったりな解説が抜けてたので足しておく補足　＊＊

☆
・「なんだか目がチカチカしますよぅ」
ライトがビカビカ鬱陶しいし、騒音撒き散らして不快指数バリ高。見た目もガチャガチャしててやかましい。一回二輪で描いた後三輪にした。
……光ろうが大きな音がしようがカッコイイものはあるのにね。ロックでイカした彼女は失われたことを表す。
・「気持ちは嬉しいですけどハート（物理）はやめてくださいぃ」
想いを捧げるついでにモツ（心臓）までぶっこ抜くのはちょっと……
「落魄」とは「衰えて惨め」「落ちぶれる」の意味。本当なら彼女が「最もなりたくなかった」であろう姿に成り下がった。
あり得ないことだが、元の彼女が見たなら無様をこう吐き捨てるだろう。「カッコ悪い」と。

「やっぱり、任せるべきじゃなかった。信じてもいいかもなんて間違いだった」「ケジメつけろにゃ。その首寄越せ……！！」
菜々を守り切れなかったのに、未練がましく生前の愛用品「菜々用ヘルメット」を被った彼女へみくならこう言う。
下手な慰めに意味はなく、そしてみっともない姿を晒させぬよう息の根止めてやるという、みくなりの優しさ。首、無くなってるけど！

「ねぇ、もうやめてよ」「今のなつきち、カッコ悪いよ！！」
可愛い弟……いや妹分は憧れた背中の情けなさに黙っていられない。夏樹が夏樹に言えない分、李衣菜が声を上げるのだろう。
好きなものに真っ直ぐ突き進む力強さは、空っぽの夏樹の胸にも刺さるかもしれない。

☆
・「アンチエイジングとか言うレベル通り過ぎたわね」
時の反逆者だから体どころか心も若返ったよ！いつもの「５ちゃい」（お遊び）じゃなくて「５さい」（マジもん）になっちゃってる圧倒的ヤバみ。想い（魔法）が全てを凌駕することの証左。こんな形で実感したくない。
・「あちゃ～……これはヤバイ（滝汗。置いてってごめんよぉ」
精神状態はクソ程深刻。なんせ
「早苗さんの死体を棺代わりの氷花（凍ってるから変化しない。状態保持）で運んでる」くせに「「さなえちゃん」と対話して一緒に遊んだり甘えたりする」のである。盛大に矛盾してて精神イカレてるの分かりやすい。
・「この世界霊は存在するけど、「さなえちゃん」はあたしであってあたしじゃない」
「さなえちゃん」は彼女だけに幻視えている。しかし彼女の振る舞いは上質なパントマイムのようで、見ていると本当にそこに「いる」ように感じられるのが恐ろしい。イマジナリーパートナーやめて（白目）
最も今の彼女にとっては「さなえちゃん」が早苗さんだし、彼女は「さなえちゃん」に触れられるので彼女的には変ではない。
・「うへぇ。エッグイ技使うようになったなぁ」
「針」はたぶん受けた相手の時も凍らせるので「ボッコボコにされた状態で止まって死ねないまま永遠に苦しみ続ける」という鬼仕様。
とびきりの呪いをもたらすのは彼女の「愛」（「さなえちゃん」との仲を邪魔する者へ襲い掛かる力だから）である。ぅゎょぅじょっょぃ。

☆
・「あぁ……一人にはすまいと思っていたのですが」
どれだけ伸ばしても、運命の赤い糸（リボン）はもう愛しい人へ繋がらない。ボロボロなのはまるで彼女の心を示してるようで痛ましい。
・「瞳孔開いちゃってますよ。一回閉じて閉じて……ダメですかそうですか」
光らせたら目立たなくなってちょっと勿体なかった（拡大機能使うとそれらしい感じなのが分かる）
・「虫は得意ではないですけど。彼女だと思えばなんてことはなかったですよ。初めて見た時が懐かしいですね」
中身の影響で蜘蛛っぽい。ただし純粋なそれじゃないので脚とかめっちゃ増える。腰の辺りからわさーっと生えてきて怖い。必要な時以外は引っ込んでるので割と普通にまゆに見える。
スカートん中覗いたら脚だけじゃなくなんか怖いことになってそう。
・「ボクはそんなにいませんったら。唯一無二の至宝だと知っていたでしょう？　……そのままでいられるなら、それも悪くはないのかもしれませんが」
認識障害。あらゆるものが「幸子」に見える。全ての「幸子」を愛そうとするが、些細なことで精神の破綻が顔を出し発狂する。一瞬とは言え「幸子ちゃんって何？」なんて言葉が飛び出すくらいには壊れてる。
本物には二度と繋がらない運命の赤い糸で獲物をくるむ繭は、蜘蛛い習性と歪んだ愛情表現の形。
・「毎日夢のよう、彼女はいつだったか、そう言っていましたね」
「エヴリデイ・ドリーム」から「マイスイートハネムーン」に派生するんだけど、しくじってifると「エヴリ・デイドリーム」になる的な（ゲーム並感）