【はじまり】ハーヴィ【王子】
企画元 太陽と月 はじまりのカタチ【illust/64996896】
「姫、貴女がどうか心穏やかに過ごせますように」
ハーヴィ・プルトー=アリンチア 結婚式CS【illust/67721951】
21歳/177cm/アリンチア王国第一王子
一人称:私、僕
二人称:貴方、貴殿、君、~殿、~様、~嬢(場面によって様々)
ドーナツが好きで穏やかな自由人。修辞学に長け、口と頭がよく回る。
城の中でも時間さえ許せば空ばかり眺めている。
耳が尖っておりやや犬歯が長く牙のような印象を受ける種族。
アリンチア王国
貿易と水産業が盛んな海洋国家。
人や物の出入りが激しいため、文化や技術の変化が早い。
多様な種族が暮らしており、これといった共通点はないが新しいもの好きが多い。
名産品は真珠と珊瑚、特に真珠は養殖に力を入れている。
良いご縁頂きました
海螺ノ宮の国 鈴乙姫さま(姫,鈴乙)【illust/65966239】❤結婚式【illust/67721949】
その後
└長女 アウロラ【illust/71510013】
「負けん気は鈴乙譲りですね…ええ貴女はしっかり母似ですよ。
そう見えない?母はああ見えて……これは秘密にしておきましょう。」
└長男 エリオス【illust/71510048】
「人によりますが…私はどうも甘やかしてしまいたくなるようです。
…私の子ですから貴方もそうかもしれませんよ?」
└次男 ノトス【illust/71510168】
「少し人任せにしてしまえばいいのです。
…おや私が信じられませんか?この国の王がそんなに頼りないとお思いですか?」
└次女 ドーリス【illust/71510187】
「分かっています、ドーリス貴女が心配しなくても父がなんとかしましょう。
…さておやつの時間にしましょうか。」
「初めまして、姫、貴女に会える日を楽しみにしておりました。想像していたより、ずっと美しい人でどうも落ち着きませんね。私はこの国の第一王子ハーヴィ・プルトー=アリンチア、貴女の婚約者です。この通り人の身でご不満かもしれませんが、姫が不自由なく過ごせるよう尽力しますから、どうかこらえてください。」
「城の中では好きに過ごしていただいて構いません、入られて困るような場所には鍵がかかっていることですし。城の外にはしばらく出ないように、…とはいえ私の傍にいてくださった方が何かと助かるのですが……。」
「…作ってくださるのですか?ええもちろん、話は通しておきましょう。実はこう見えて私甘いものに目がなくて…ああ、楽しみですね。……すみません、顔が緩んでしまっていませんか?」
「……やはり質問攻めにあいましたか。どうもこの国の者は好奇心が強いようで、姫は恰好の餌食と言ったところですね。……そして私もこの国に生まれた者、私にもお話聞かせてくださいますか?」
(父上の話を聞いたときも思ったが、姫のお話を聞く限り『海神様の花嫁』というのは……。しかし、この国に嫁ぐこととそれにどれだけの差があるだろうか。むしろ、あの口ぶりだと姫はそうなることを望んでいたよう。)
(ああ、それではまるで神から奪ってきたかのようではないか)
「……そのようなことを考えていらしたのですか?国…、父が考えているのは概ねその通りでしょうね。ですが、父もまだ若く、私には三人もきょうだいたちがいますから。世継ぎはそう急ぐものではないでしょう。」
「ああ…それと、私に箔でもつけたかったのでは。……ああ、いや…………、ほら私はこの通り貫禄というものがないでしょう?妻でも持てば多少変わるのでは、と期待したのではないでしょうか。」
「…それから、私個人として貴女に望むことは、貴女自身の安寧です。……今のように肩肘張っておられるようでは困りますね。……つまるところ貴女はいるだけで価値があるのですよ。お分かりいただけますか?これは世辞ではありませんよ。」
「どうしてびしょ濡れなのかと?ええと…今日は天気がよかったのと少し考え事をしたくて、海に行っていましたから…、趣味のようなものです。海に浸かってぼんやり空と海を眺めていると、どうも落ち着くのです。…よろしければ今度姫もご一緒しますか?そろそろ城下も落ち着いたところだろう……おそらく。」
「……姫、いかがですか?今日は特に天気も良くて海も空も綺麗でしょう?お気に召して頂けると嬉しいのですが……あはは、今日は海と空より貴女の瞳のほうが輝いているようだ。」
(本当に、見惚れるくらい)
「…行きたい場所が?ええ、いいですよ、お供しましょう。…ところでこれはデートのお誘いだと解釈しても?」
(貴女が私にどう望むか聞いてきたとき、私は少し羨ましかったのです。私には貴女が私にどうあってほしいか聞く勇気はありませんからね。)
海螺ノ宮の海におわします海神様、花嫁奪ったことお怒りでしょうか。
お怒りでしたらどうかその罰は私だけに。
彼女も民もなんの罪もないのですから、どうかどうか、お守りください。
・CVタグありがとうございます
「姫、貴女がどうか心穏やかに過ごせますように」
ハーヴィ・プルトー=アリンチア 結婚式CS【illust/67721951】
21歳/177cm/アリンチア王国第一王子
一人称:私、僕
二人称:貴方、貴殿、君、~殿、~様、~嬢(場面によって様々)
ドーナツが好きで穏やかな自由人。修辞学に長け、口と頭がよく回る。
城の中でも時間さえ許せば空ばかり眺めている。
耳が尖っておりやや犬歯が長く牙のような印象を受ける種族。
アリンチア王国
貿易と水産業が盛んな海洋国家。
人や物の出入りが激しいため、文化や技術の変化が早い。
多様な種族が暮らしており、これといった共通点はないが新しいもの好きが多い。
名産品は真珠と珊瑚、特に真珠は養殖に力を入れている。
良いご縁頂きました
海螺ノ宮の国 鈴乙姫さま(姫,鈴乙)【illust/65966239】❤結婚式【illust/67721949】
その後
└長女 アウロラ【illust/71510013】
「負けん気は鈴乙譲りですね…ええ貴女はしっかり母似ですよ。
そう見えない?母はああ見えて……これは秘密にしておきましょう。」
└長男 エリオス【illust/71510048】
「人によりますが…私はどうも甘やかしてしまいたくなるようです。
…私の子ですから貴方もそうかもしれませんよ?」
└次男 ノトス【illust/71510168】
「少し人任せにしてしまえばいいのです。
…おや私が信じられませんか?この国の王がそんなに頼りないとお思いですか?」
└次女 ドーリス【illust/71510187】
「分かっています、ドーリス貴女が心配しなくても父がなんとかしましょう。
…さておやつの時間にしましょうか。」
「初めまして、姫、貴女に会える日を楽しみにしておりました。想像していたより、ずっと美しい人でどうも落ち着きませんね。私はこの国の第一王子ハーヴィ・プルトー=アリンチア、貴女の婚約者です。この通り人の身でご不満かもしれませんが、姫が不自由なく過ごせるよう尽力しますから、どうかこらえてください。」
「城の中では好きに過ごしていただいて構いません、入られて困るような場所には鍵がかかっていることですし。城の外にはしばらく出ないように、…とはいえ私の傍にいてくださった方が何かと助かるのですが……。」
「…作ってくださるのですか?ええもちろん、話は通しておきましょう。実はこう見えて私甘いものに目がなくて…ああ、楽しみですね。……すみません、顔が緩んでしまっていませんか?」
「……やはり質問攻めにあいましたか。どうもこの国の者は好奇心が強いようで、姫は恰好の餌食と言ったところですね。……そして私もこの国に生まれた者、私にもお話聞かせてくださいますか?」
(父上の話を聞いたときも思ったが、姫のお話を聞く限り『海神様の花嫁』というのは……。しかし、この国に嫁ぐこととそれにどれだけの差があるだろうか。むしろ、あの口ぶりだと姫はそうなることを望んでいたよう。)
(ああ、それではまるで神から奪ってきたかのようではないか)
「……そのようなことを考えていらしたのですか?国…、父が考えているのは概ねその通りでしょうね。ですが、父もまだ若く、私には三人もきょうだいたちがいますから。世継ぎはそう急ぐものではないでしょう。」
「ああ…それと、私に箔でもつけたかったのでは。……ああ、いや…………、ほら私はこの通り貫禄というものがないでしょう?妻でも持てば多少変わるのでは、と期待したのではないでしょうか。」
「…それから、私個人として貴女に望むことは、貴女自身の安寧です。……今のように肩肘張っておられるようでは困りますね。……つまるところ貴女はいるだけで価値があるのですよ。お分かりいただけますか?これは世辞ではありませんよ。」
「どうしてびしょ濡れなのかと?ええと…今日は天気がよかったのと少し考え事をしたくて、海に行っていましたから…、趣味のようなものです。海に浸かってぼんやり空と海を眺めていると、どうも落ち着くのです。…よろしければ今度姫もご一緒しますか?そろそろ城下も落ち着いたところだろう……おそらく。」
「……姫、いかがですか?今日は特に天気も良くて海も空も綺麗でしょう?お気に召して頂けると嬉しいのですが……あはは、今日は海と空より貴女の瞳のほうが輝いているようだ。」
(本当に、見惚れるくらい)
「…行きたい場所が?ええ、いいですよ、お供しましょう。…ところでこれはデートのお誘いだと解釈しても?」
(貴女が私にどう望むか聞いてきたとき、私は少し羨ましかったのです。私には貴女が私にどうあってほしいか聞く勇気はありませんからね。)
海螺ノ宮の海におわします海神様、花嫁奪ったことお怒りでしょうか。
お怒りでしたらどうかその罰は私だけに。
彼女も民もなんの罪もないのですから、どうかどうか、お守りください。
・CVタグありがとうございます
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2017-11-04 12:49
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