重巡洋艦　熊野型

カタリナ社日本局製の大型重巡洋艦。大日本宇宙帝國の誇る主力重巡洋艦の一つ。

古志宇宙皇国は、大日本宇宙帝國の派生国家であり、日本系宇宙移民の国家であるので、堂々と大日本宇宙帝國譲りの強力な宇宙艦隊を保持していた。

最初は大型軽巡洋艦として設計されたが、途中で砲塔や装甲、機関が強化され、重巡洋艦にクラス替えとなった。表向きには条約型軽巡洋艦として建造した為に、当時の軽巡洋艦の命名規則から河川名が付けられた。しかし、設計には余裕を持たせ、重巡洋艦並みの性能を持つ軽巡洋艦として設計開発された。
兵装や基本設計は高雄型を受け継ぎ、同時期に開発されていた【illust/55896405重巡洋艦】妙見型と兵装や機関部、電子部品、内装、船体構造を共通化しているが、小型化された艦橋部分や粒子煙突の採用、機関部の強化などで外観は大きく差異があるが、全体的な性能は似通っていた。

強靭な耐久性を有し、損傷を受けても容易には沈まない堅牢な巡洋艦であり、高い砲戦能力と強力な雷撃能力を持ち、高い艦載機運用能力と高速性能を持つ高性能な重巡洋艦として数多くの戦場で暴れ待った。

艦型の熊野は、旧地球圏時代に日本にあった奈良県、和歌山県および三重県を流れる新宮川水系の本流である「熊野川」が由来であるが、富山県富山市を流れる河川にも同名の「熊野川」があり、古志宇宙皇国は、北陸系の日本系宇宙移民なので、地元の「熊野川」の意味合いで命名している。