マンガとは中二病黒歴史ノートである

デビュー作でヒットして、その後ヒットが出て来ない作家が多い理由。
考えた結論が、デビュー作は作者本人にとっては「黒歴史ノート」だからである。
大抵の作者は中二病作品を描くことを持続できず、次回作は差し障りのない作品になりがちである。
アニメでもマンガでもヒットする可能性が高いのが「中二病度」が高い作品。

はっきり言おう。
中二病を突き詰めた作品は読むのも描くのも結構楽しいのである。
マンガの中なら京都嵐山の竹林に狐面をかぶって歩けるし、渋谷駅交差点で曇り空を見上げて「管理者か…早すぎる」とつぶやいても恥ずかしくない。