八月十八日 夜明け前
平太郎がうとうとしていると生首に串が刺さったものが部屋の中をぴょんぴょん跳ね回る。
うるさかったけれども、その中の一匹が縁側から足を踏み外して戻れない様子だったので、はじめはイライラしていた平太郎もしまいには「はよ、あがってこーい」と応援してしまっていた。
結局夜明けになって消え去るまでその首は戻れずじまいであったので、その日の平太郎は寝不足です。
うるさかったけれども、その中の一匹が縁側から足を踏み外して戻れない様子だったので、はじめはイライラしていた平太郎もしまいには「はよ、あがってこーい」と応援してしまっていた。
結局夜明けになって消え去るまでその首は戻れずじまいであったので、その日の平太郎は寝不足です。
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2018-03-11 22:01
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