[オリジナル]架空進化恐竜　-ロックファロ-

『ロックファロ　全長5m
　大衰退したハドロサウルスのニッチにつき、大型化したパキケファロサウルス類。巨大化にともない、四足歩行の体型へと変化。巨体のバランスを保ちつつ速く走れるように前後の脚の指一本が肥大化し、蹄のように変化している。一見、頭部は先祖と変わらないように見えるが、石頭であった先祖よりも頭蓋は平たく、後頭部の棘が角のごとくより発達している。このような特徴は、成体よりも幼体や亜成体にみられたものであり、進化の過程で幼形成熟（ネオテニー）を起こし、頭蓋が発達せず、後頭部の棘がより発達するようになったと推測される。生態はハドロサウルス類と角竜類のハイブリッドであり、彼らのような主要な大型草食獣のニッチについている。四足歩行に適した体型へ変化したものの、後脚は大きく発達したままであるため、立ち上がって歩行することも可能。また、四足歩行により首や肩の骨や筋肉が発達し、祖先では困難だった「頭突き合い」が完全にできるようになった。ハドロサウルス類や角竜類と違い、草原よりも森林地帯を好み、さらに寒さにも強いため彼らがあまり好まない地域で住み分けがされている。』

今回はウシな進化恐竜。名前は「石頭=ロック+ケファロ（+バッファロー）→ロックファロ」です。モチーフは…ちょっととある特別展で手にいれた本に載ってたヤツがあまりにも良いデザインと発想だったため触発されて描きました。
架空進化恐竜　-バソク- illust/67745429
架空進化恐竜　-リノサウルス- illust/67915443