【えんもの】黄心【三世代目】
企画元様【illust/67011335】
名前:黄心(ヲガタマ)
種族:半妖(鬼/座敷童子/死神/人間)
年齢:23歳
性別:男
身長:186㎝
とある寺で魂を行くべき場所へと案内する鬼。
幼い頃から父の本を読んで育った為、仕事の合間に読書をすることが趣味。
双子の姉がいるが、おっとりしているため、いつの間にか世話焼きになってしまった。
あまり昼間は得意ではないが、外に出れないわけではない。
「日暮れの独り歩きは危険だ。道に迷ったのなら案内する」
「昼間が嫌いってわけじゃない、俺には少し眩しすぎるんでね」
「ああ、すまない。つい癖で世話を焼いてしまう」
***************
◇素敵なご縁いただけました!
緋理さん【illust/68618690】
西の空にわずかに赤が残る黄昏時。
炎を纏った娘が寺へとやってきた。
はじめて見る顔だったので、道に迷ったのではないかと声をかけた。
名を緋理と名乗ったその娘は、自分と同じ鬼の血を継いでいた。
「なんだ、散策に来ていたのか。ならば、寺の周りを案内しよう。」
「俺はここで育ったからな。この周辺のことならば詳しいだろう。」
彼女はその後も何度か寺へと訪れ、その度に他愛ない会話をして過ごした。
いつしかそれが当たり前になり、彼女が来ない日には退屈だと感じるようになった。
「この前、勧めてくれた本はなかなかによかった。仕事の合間に読んでいたが、気づけば時を忘れていたものだ。」
「きっと緋理もこの場面が好きなのではないかと思っていたよ」
いつだか自身の仕事に着いてきたいと言い出したのには驚いた。
だが、心ではきっと嬉しかったのだと思う。
月の明かりとは別に、自分たちの持つ灯りが草木とともにゆらゆら揺れる。
「きっと、俺もいつの間にかお前と共に生きていきたいと思っていたんだ」
「緋理になら、いくらでも迷惑をかけてもらっても構わない。」
「まだまだ、未熟な俺だ。そんな男でもこれからよろしく頼む」
限られた時間の中で、どれだけのことができるかはわからない。
それでも、彼女と手を取り合い、共に歩んでいけたらそれでいい。
こうして、鬼はたったひとつ、自分だけの灯りを見つけた。
***************
父:ナキさん【illust/68046896】
「思い出すんだ。昔よく連れていってくれた、梔子が咲く小道のことを。」
母:櫟【illust/68028131】
双子(姉):依命さん【illust/68533910】
「依命、もうこどもではないとわかっているけれど、あまり遠くまで行って迷子にならないように。」
***************
◇申請について
相性重視で種族について希望はなく、ハッピー/バッド/メリバどんな関係でも問題ありません。
ありがたくもメッセージをいただけましたら、2日以内に返信します。
もしも返信がない場合、お手数ですが再送いただけると幸いです。
名前:黄心(ヲガタマ)
種族:半妖(鬼/座敷童子/死神/人間)
年齢:23歳
性別:男
身長:186㎝
とある寺で魂を行くべき場所へと案内する鬼。
幼い頃から父の本を読んで育った為、仕事の合間に読書をすることが趣味。
双子の姉がいるが、おっとりしているため、いつの間にか世話焼きになってしまった。
あまり昼間は得意ではないが、外に出れないわけではない。
「日暮れの独り歩きは危険だ。道に迷ったのなら案内する」
「昼間が嫌いってわけじゃない、俺には少し眩しすぎるんでね」
「ああ、すまない。つい癖で世話を焼いてしまう」
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◇素敵なご縁いただけました!
緋理さん【illust/68618690】
西の空にわずかに赤が残る黄昏時。
炎を纏った娘が寺へとやってきた。
はじめて見る顔だったので、道に迷ったのではないかと声をかけた。
名を緋理と名乗ったその娘は、自分と同じ鬼の血を継いでいた。
「なんだ、散策に来ていたのか。ならば、寺の周りを案内しよう。」
「俺はここで育ったからな。この周辺のことならば詳しいだろう。」
彼女はその後も何度か寺へと訪れ、その度に他愛ない会話をして過ごした。
いつしかそれが当たり前になり、彼女が来ない日には退屈だと感じるようになった。
「この前、勧めてくれた本はなかなかによかった。仕事の合間に読んでいたが、気づけば時を忘れていたものだ。」
「きっと緋理もこの場面が好きなのではないかと思っていたよ」
いつだか自身の仕事に着いてきたいと言い出したのには驚いた。
だが、心ではきっと嬉しかったのだと思う。
月の明かりとは別に、自分たちの持つ灯りが草木とともにゆらゆら揺れる。
「きっと、俺もいつの間にかお前と共に生きていきたいと思っていたんだ」
「緋理になら、いくらでも迷惑をかけてもらっても構わない。」
「まだまだ、未熟な俺だ。そんな男でもこれからよろしく頼む」
限られた時間の中で、どれだけのことができるかはわからない。
それでも、彼女と手を取り合い、共に歩んでいけたらそれでいい。
こうして、鬼はたったひとつ、自分だけの灯りを見つけた。
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父:ナキさん【illust/68046896】
「思い出すんだ。昔よく連れていってくれた、梔子が咲く小道のことを。」
母:櫟【illust/68028131】
双子(姉):依命さん【illust/68533910】
「依命、もうこどもではないとわかっているけれど、あまり遠くまで行って迷子にならないように。」
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◇申請について
ありがたくもメッセージをいただけましたら、2日以内に返信します。
もしも返信がない場合、お手数ですが再送いただけると幸いです。
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2018-05-06 02:35
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