猫と登校、談笑中の菊里３人娘と「天乃鳥船」(暖色調光)

日本にも超古代の先史文明があったと説える方たちは数多くいますが、その中に出てくるの物の一つが「天乃鳥船」(あめのとりふね)です。。
ヒヒイロガネと同様、でっちあげという説の方が濃厚ですが、私の描く絵葉書の世界には妄想上等なので(笑)、今回の場合、全長およそ１０kmに及ぶ「超大規模都市内蔵型外宇宙航行艦」・・という設定で描きました。。
３人娘の周囲の景色はかつて実在した景色です。。
旧日進村・旧長久手村の田んぼや畑のある野原から小牧方面に臨んだ景色を背景にして、実際、私自身が５０年近く前、登下校を友人と共に繰り返しておりました。。
制服も当時からあります伝統校の実在制服です。(母校です。‥当時女子クラスがあり、鎌倉から本物のお嬢様も芸どころ名古屋での習い事の為引っ越しにいらして他の子たち‥同学年に世話もしてくれる付き人の様な女子達も２，３人一緒に合格され３年間同じクラスだったという先輩方も当時いらっしゃいました‥と同様、登下校を繰り返しておりました。が、公立の高校ですので、お金持ちの人達ばかりが通っていたわけではなく、古くからある名門の伝統校という肩書が付くので、私の様な貧乏の芋っ子も頑張れば様々な出会いの機会があり、比較的オープンな雰囲気と共に保守的な雰囲気の入り混じった感じが‥そして、お嬢様と時々田舎の芋っ娘女子が共に仲良く登校する姿も当時は見られました…。私自身も、経済的な格差による差別の経験など当時は全くなく、そのような考え自体Nonsenseと皆理解しておりました。私自身もよく家まで訪ねる位仲良くしていた子の中に、何人かは当時としてもかなり広い庭の見える窓の部屋を案内されたことがありましたが、庭に植えてありました木蓮の木など、登下校時の道の木蓮と大きく違うわけではありませんでしたから、そうそう緊張するわけでもありませんでしたし、その家の子も自慢するわけでもなくよくお菓子を食べながらの談笑をしておりました。。。私がそのような学校に通った理由はたったひとつ・・・憧れだった新店のお姉ちゃんと同じ学校の制服を着たかったから・・・新店のお姉ちゃんの憧れた学校がそこでして、淑徳合格を蹴っ飛ばしてまで通っていた所へ私も行ってみたかったからなのです。。。ですが、制服も、洗ったあと手アイロンで伸ばしたりと、貧乏人でしたので色々苦労もしました・・・。加えて、当時成績優秀実力者たちが沢山通う難関校でしたので、成績は赤点すれすれの火の車でしたね、、、、汗。・・・制服目当てに何とか入ってみた学校ですが、何とかぎりぎり卒業できましたけれど、とんでもない目に合いました・・・泪・・・というオチの長ったらしいお話でした。。。。カッコ内ですみませんでしたが、悪しからず。。m(_ _)m)
絵に描いた３人娘にはi phoneやスマホや折りたたみガラケー等を持たせており、また、靴下の穿きかたや、好みとする皮鞄やbagやrucksack、それらに引っ掛けているキャラクターやぬいぐるみなどもそれぞれの時代感覚をバラバラに入り交ぜてパラレルワールドのような雰囲気をだしました。。
３匹のにゃんこ達は、彼女達のお友達でもあり護衛の為のKnightでもあり、彼氏でもあります(笑)。。
今の世界がこうであったならばという歴史IFを描いてみた一枚です。
４枚目の絵葉書に背景を描く際決めかねておりましたのが、「鳥船」をセピア色で描くか、黒ペンで描くかという事でした。。
蝶や猫、燕や人等、有機的な「動く存在」の場合、セピアの方が温かみがあり適しておりますが、先に描いたロボやメカや車などは無機的なので黒の方が適していると、今回も判断しました。。
のどかな田舎っぽい(お芋っぽい)娘達の歩く風景の雰囲気を少しでも出したその上に、super technologyによる巨大飛空船を遠景にするというgap(ギャップ)感も演出したかったです。(汗)
なお、２枚目、３枚目の絵がこの絵葉書の背景(空)にあります大型船用のロボット‥という設定のつもりで描いております。
２０年以上前の絵にも、忘れられない思い出がありますね。