轟龍の姫君

そう、これはいつもの様に旅から旅への行商人である婆さんが、うちの村のギルドにある肖像画について教えてくれた話だ。 「その昔…あの暴れまわっていた雪山の轟龍を鎮めてしまった、気高く美しい女剣士がおった。ある日、ギルドの依頼を受け討伐に出掛けたところ、暴れまわる轟龍を瞬く間に鎮め従え
てしまったそうだ。どんなに立派な腕を持って討伐こそすれ、従えることなどある訳がない…誰もがそう思っておった。しかしわしは見たんじゃ。その身に轟龍の革をまとい、轟龍の大爪の大剣をその手に携えた、かの女剣士を。まるでオトモアイルーかの様に慈しみ、轟龍を従えるあの美しいハンターを。
それ以来かの美しいハンターはこう呼ばれておる。”轟龍の姫君”…と。」
          
■モンハンフェスのイラコンに応募したもの。ありがたいことに最終決勝大会会場で展示して頂きました。ティガは俺の嫁で異存ないな?     ■しまったpixivオトモ企画にすればよかったーあとでそっちver.も作ってみよう

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2009-10-30 00:49

 S:now


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