殿と小姓のお買い物

茶道具に興味のない殿「利休から買っておけば間違いないじゃろ」
殿の薫陶を受けた万千代「〇〇貫もかければ体裁が整って充分かと思いまする」
ちょっと趣味人の数正「(うわ…だっさ…値段だけ指定って…おじさんかよ)」

お茶道具が欲しくなった万千代「殿~」
怪しからぬ雰囲気を感じ取る殿「…まさか欲しいのか」
諦めなければ必ずできる万千代 ①上目遣い②元気に頷く③黙って殿の太腿に手を添える

・・・というお話をさせて頂いて盛り上がってしまいました♡果たして万千代は茶道具が貰えるのでしょうか?!きっと文殊の茶入を貰ったに違いないと思っております。

元ネタは「徳川家康の古文書」/柏書房掲載の(天正13年)7月19日付けの書状です。
利休さんが家康さまの注文した茶の湯道具を早々に取り揃えたことについて、石川数正に報告してきたのに対する返事。というものです。

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2018-07-12 11:42

 しらぎく


Comments (2)

おねだりの視線が殿には「これ、そんな目を他にしてはならんぞ」となっているかしら 利休さんが海老蔵さんだった映画もあったなぁ。と お茶にお香、雅でございます!

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