続続 らくがき加藤さん & もこっちに対する行動原理 仮説
挫折した背景ありバージョン。
加藤さんの表情がメインなのに背景うるさすぎ。ということで途中でボツに(´・ω・`)
・・・前回のナポさんのコメントを受けて、「加藤さんはもこっちに甘えている」というコンセプトを追加してまとめてみました。
【行動】
・岡田さんを連れてもこっちたちに合流する際、まず吉田さんに話しかける
↓
この時点では「甘えられそうな(頼れそうな)対象」として吉田さんがまずいたのかもしれませんね。
友人関係を大事にするタイプなら、自分一人で抱え込まずにまず人を頼る、というのは加藤さんのキャラとしても納得できます。
・ネモと岡田さんが仲直りするシーンで疎外感があったのではないか
↓
甘えたいタイプであれば、疎外感というよりは寂しさ、でしょうか。
このあたりは「お母さん」としての面が出れば、むしろ単純に見守る側、という感じになりそうですね。
・仲直りさせたもこっちにウインクして戻っていく
↓
ここでもこっちに一目置いたことで「頼れる存在」として認識した、とすれば、以後の積極的な好意や、私が「恋人ごっこをしている」と感じたのも、「お母さん」が甘える存在としての「旦那」という関係になったから、ともとれますね。
・キーホルダーは遠足中唯一友達からもらった好意の証?
↓
私の考察で一番弱いのがこの「どういう好意なのか」そしてそれは「今後の行動原理たるほどのものなのか」というところでした。「孤独感を埋めてくれた」だけではなく甘えられる、頼れる存在として認識した、というのは説得力がありますね。
・ネモより先にもらったキーホルダー
↓
これ以後加藤さんはほとんどのシーンでもこっちの隣をキープするようになり、そしてこの戦利品はのちにウッチーに対して「旦那にもらった指輪」のようにクリティカルヒットしますねw
【現在の関係性】
「甘えられる対象」としてもこっちを見ている、というのは以後の行動を見ても納得できます。
同じ大学に行きたい、というのも、兄の背中を見ている=兄のように頼れる存在、と思ったのかもしれませんし、もこっちが必要以上に加藤さんに合わせようとしたとき目が光ったのも、素で話せる関係でありたいと思うと同時に、自分が頼れる存在であってほしいという気持ちがあったからかもしれませんね。
・・・ここまでで、前回の私の考察とは大きく矛盾しませんし、私の考察の弱い部分を見事に補完してくれてますね。
そして私がこの「加藤さんは甘えたい」という説に最も納得したというか、面白いなと思った理由が、これは深読みというか裏読みになるのですが、このわたモテという漫画はユーモアとペーソスがあり、「望んだことは最初からうまくはいかない」というルール・・・ではないですが、セオリーがあります。
たとえば友達が欲しいけどうまくいかない初期のもこっち、エロでマウント取ろうとしたネモが返り討ちに合う、名前を呼ぼうとしたゆりちゃんがことごとく邪魔される・・・というような感じですが、これに当てはめると、「もこっちに甘えたい加藤さん」が「すぐには上手くいかない」というセオリーにぶち当たった場合、いくつかのエピソードが理解できるようになるからです。
例えば加藤さんの化粧回。南さんに笑われる回ですが、もこっちのために化粧していいところを見せようとした加藤さんは結局上手くいかず、逆にもこっちが笑われることに。
そして青学に行くきっかけになった喫茶店回。もこっちを擁護しようとして周りを敵に回しますw
仲直りさせたことに対してリスペクトしてたのにw
もこっちも加藤さんに嫌われたくないと思いつつも、冗談で地雷を踏んでいるあたりセオリーっぽいですね。
これらのシーンはいまいち加藤さんが何をしたいのかわからない、どういうキャラなのかわからない要因になっていたのですが、それが「わたモテのセオリー」だったとすれば納得できます。
天然キャラ表現というよりは、「恋は盲目」と見たほうがいいのかもしれない、ということですね。
まあギャグ回なので遺恨を残すほどのものではないんですけど。
と、ちょっとまだうまくまとめられてないですが、加藤さんの行動原理としてはより納得できるものになってきました。考察の形式としてはわかりにくいものになってしまったので、また折を見て少しづつ書きたいと思いますが、とりあえず加藤さんに関してはひとまずここまでとしたいと思います。
・・・そして最近長文が多かったので、しばらくはまったり進行になると思います(´・ω・`)
加藤さんの表情がメインなのに背景うるさすぎ。ということで途中でボツに(´・ω・`)
・・・前回のナポさんのコメントを受けて、「加藤さんはもこっちに甘えている」というコンセプトを追加してまとめてみました。
【行動】
・岡田さんを連れてもこっちたちに合流する際、まず吉田さんに話しかける
↓
この時点では「甘えられそうな(頼れそうな)対象」として吉田さんがまずいたのかもしれませんね。
友人関係を大事にするタイプなら、自分一人で抱え込まずにまず人を頼る、というのは加藤さんのキャラとしても納得できます。
・ネモと岡田さんが仲直りするシーンで疎外感があったのではないか
↓
甘えたいタイプであれば、疎外感というよりは寂しさ、でしょうか。
このあたりは「お母さん」としての面が出れば、むしろ単純に見守る側、という感じになりそうですね。
・仲直りさせたもこっちにウインクして戻っていく
↓
ここでもこっちに一目置いたことで「頼れる存在」として認識した、とすれば、以後の積極的な好意や、私が「恋人ごっこをしている」と感じたのも、「お母さん」が甘える存在としての「旦那」という関係になったから、ともとれますね。
・キーホルダーは遠足中唯一友達からもらった好意の証?
↓
私の考察で一番弱いのがこの「どういう好意なのか」そしてそれは「今後の行動原理たるほどのものなのか」というところでした。「孤独感を埋めてくれた」だけではなく甘えられる、頼れる存在として認識した、というのは説得力がありますね。
・ネモより先にもらったキーホルダー
↓
これ以後加藤さんはほとんどのシーンでもこっちの隣をキープするようになり、そしてこの戦利品はのちにウッチーに対して「旦那にもらった指輪」のようにクリティカルヒットしますねw
【現在の関係性】
「甘えられる対象」としてもこっちを見ている、というのは以後の行動を見ても納得できます。
同じ大学に行きたい、というのも、兄の背中を見ている=兄のように頼れる存在、と思ったのかもしれませんし、もこっちが必要以上に加藤さんに合わせようとしたとき目が光ったのも、素で話せる関係でありたいと思うと同時に、自分が頼れる存在であってほしいという気持ちがあったからかもしれませんね。
・・・ここまでで、前回の私の考察とは大きく矛盾しませんし、私の考察の弱い部分を見事に補完してくれてますね。
そして私がこの「加藤さんは甘えたい」という説に最も納得したというか、面白いなと思った理由が、これは深読みというか裏読みになるのですが、このわたモテという漫画はユーモアとペーソスがあり、「望んだことは最初からうまくはいかない」というルール・・・ではないですが、セオリーがあります。
たとえば友達が欲しいけどうまくいかない初期のもこっち、エロでマウント取ろうとしたネモが返り討ちに合う、名前を呼ぼうとしたゆりちゃんがことごとく邪魔される・・・というような感じですが、これに当てはめると、「もこっちに甘えたい加藤さん」が「すぐには上手くいかない」というセオリーにぶち当たった場合、いくつかのエピソードが理解できるようになるからです。
例えば加藤さんの化粧回。南さんに笑われる回ですが、もこっちのために化粧していいところを見せようとした加藤さんは結局上手くいかず、逆にもこっちが笑われることに。
そして青学に行くきっかけになった喫茶店回。もこっちを擁護しようとして周りを敵に回しますw
仲直りさせたことに対してリスペクトしてたのにw
もこっちも加藤さんに嫌われたくないと思いつつも、冗談で地雷を踏んでいるあたりセオリーっぽいですね。
これらのシーンはいまいち加藤さんが何をしたいのかわからない、どういうキャラなのかわからない要因になっていたのですが、それが「わたモテのセオリー」だったとすれば納得できます。
天然キャラ表現というよりは、「恋は盲目」と見たほうがいいのかもしれない、ということですね。
まあギャグ回なので遺恨を残すほどのものではないんですけど。
と、ちょっとまだうまくまとめられてないですが、加藤さんの行動原理としてはより納得できるものになってきました。考察の形式としてはわかりにくいものになってしまったので、また折を見て少しづつ書きたいと思いますが、とりあえず加藤さんに関してはひとまずここまでとしたいと思います。
・・・そして最近長文が多かったので、しばらくはまったり進行になると思います(´・ω・`)
わたモテ
Watamote
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
No Matter How I Look at It, It's You Guys' Fault I'm Not Popular!
加藤明日香
Asuka Kato
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2018-10-27 23:19
Comments (2)
これからも北浦さんの作品には期待です!
自分のコメントをここまで詳細かつ熱意をもって読み取って体系ある形に展開して下さったことに感激しています! 北浦さんのわたモテという作品に対する気持ちの深さに痛く感服すると共に、改めて人をしてここまで考えさせる作品を僕たちは読んでいるのだと実感しました