ウクライナ正教会をめぐる問題
ウクライナ正教会の独立に関する問題がニュースとなりました。ちょうど次回の新刊向けにビザンツの対北方外交としてルーシとの関わりや10世紀のキリスト教改宗を描いていたところだったのでびっくりしつつも、これは描かねば、と急遽時事問題に関わる部分をまとめました。ロシア史については「新版世界各国史22 ロシア史」和田春樹編 山川出版社 2002を参考にしています。ウクライナ史については、ウクルインフォルム通信の9月24日の記事「ウクライナ正教会の独立とロシア正教会の抵抗、その歴史的背景」で知りました。
9
5
729
2018-11-10 20:54
Comments (2)
ウクライナ正教会とロシア正教会の成り立ちと分裂の様子が丁寧に説明されていますね。ルーシの地では『タタールの軛』やリトアニアの勃興等ありましたからね。宗教を政治利用した大公もいましたし、逆に府主教が政治的イニシアティブを発揮した場面もあります。茄子さんは本当に勉強しておられますね!
View Replies