えっ………この金額、桁が……(;口;)ガタガタ
「今回の骸旅団のアジトを突き止める為に使った経費と、人件費の請求書です。後、請求額の中にはヴァトさんから頼まれていた"例の件"の費用も一式含まれていますので、ご確認をお願い致します」
「…………そ、そう…」
請求書を取り出して内容を確認したカルチェナが、スピカの言葉を聞きながら何故か口元を引きつらせていた。
「一応、内訳も出来るだけ細かく明記は致しました。支払いは現金で今お支払い頂くか、後日振込もしくは小切手となりますが……どうされますか?」
「あ~……いや~………え〜っと……………こ、こういうのは、メイドに任せてるから…」
スピカがカルチェナと向かい合って請求書の金額請求をすると、彼女はバツの悪そうな表情を浮かべてメイドを見やる。
「………どうされました?多少の金額なら貴女が管理しているパーティー用の予算で支払ってくださいな」
「えっ?!いや、え~っとえ〜っと……あっ、そうだっ!!アタシ、急用を思い出したっ!スピカ、これはメイドに渡してねっ!」
「えっ?あっ………はぁ…?」
テーブルの椅子に座っていたメイドはカルチェナの様子が変な事に気付いて立ち上がると、怪訝な表情を浮かべて彼女の方へと歩み寄る。それに驚いたカルチェナが慌てた様子で急用を言い出し、請求書をスピカに手渡し、そそくさと部屋を出て行った。
「ちょっと、カルチェナッ?全く、カルチェナったら、スピカさんを目の前にして一体どうしたと――」
慌ただしくその場を走り去って行くカルチェナを声で引き止めようとするも、素早さにおいてはヴァトに次ぐ彼女は既に姿が無く、スピカの傍まで近付いてから請求書を代わりに受け取り、それに眼を落とした。
「…………(·ω・)…………(つд⊂)ゴシゴシ……………………(·ω・;)バッ!!」
請求書に書かれた金額を眼にしたメイドは、見間違いかもと思って一度目を擦ってからもう一度請求金額を確認すると、思わず言葉を失った。
「えっ………この金額、桁が……(;口;)ガタガタ」
「えっと……それでは、メイドさん?」
「は、はひぃっ?!」
「…………そ、そう…」
請求書を取り出して内容を確認したカルチェナが、スピカの言葉を聞きながら何故か口元を引きつらせていた。
「一応、内訳も出来るだけ細かく明記は致しました。支払いは現金で今お支払い頂くか、後日振込もしくは小切手となりますが……どうされますか?」
「あ~……いや~………え〜っと……………こ、こういうのは、メイドに任せてるから…」
スピカがカルチェナと向かい合って請求書の金額請求をすると、彼女はバツの悪そうな表情を浮かべてメイドを見やる。
「………どうされました?多少の金額なら貴女が管理しているパーティー用の予算で支払ってくださいな」
「えっ?!いや、え~っとえ〜っと……あっ、そうだっ!!アタシ、急用を思い出したっ!スピカ、これはメイドに渡してねっ!」
「えっ?あっ………はぁ…?」
テーブルの椅子に座っていたメイドはカルチェナの様子が変な事に気付いて立ち上がると、怪訝な表情を浮かべて彼女の方へと歩み寄る。それに驚いたカルチェナが慌てた様子で急用を言い出し、請求書をスピカに手渡し、そそくさと部屋を出て行った。
「ちょっと、カルチェナッ?全く、カルチェナったら、スピカさんを目の前にして一体どうしたと――」
慌ただしくその場を走り去って行くカルチェナを声で引き止めようとするも、素早さにおいてはヴァトに次ぐ彼女は既に姿が無く、スピカの傍まで近付いてから請求書を代わりに受け取り、それに眼を落とした。
「…………(·ω・)…………(つд⊂)ゴシゴシ……………………(·ω・;)バッ!!」
請求書に書かれた金額を眼にしたメイドは、見間違いかもと思って一度目を擦ってからもう一度請求金額を確認すると、思わず言葉を失った。
「えっ………この金額、桁が……(;口;)ガタガタ」
「えっと……それでは、メイドさん?」
「は、はひぃっ?!」
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2019-02-11 21:58
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