【PFLS】まったく…【王無き国の戦い】

「重み【illust/73773347】」「聖☆義と秘密【illust/73789914】」「おぼろげ【illust/73829314】」の流れを参考にさせていただきました。

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「お二人は渡りについて…何かご存知デスカ？　あと、コチラに来て思い出せないことはありマスカ？」

エンラとお茶をしていたら、突然現れたジャンに問われた。思わずエンラと顔を見合わせて……互いに首を傾げ考える。

「渡りか…そういえば、それについては詳しくは知らぬなぁ。エンラはどうじゃ？」
「そういえば、私もよく知らないですねぇ」
「では、記憶の方はどうデスカ？」

そう聞かれて思い当たるのは、こちらにきた瞬間確かに思い出せないことが多々あること。
まぁ他の従業員のことはちゃんと覚えてたし、特に問題がなかったので気にしていなかったなぁと。

「そうじゃな……私の場合はなんでここで働いてたのか、それが思い出せんかったのぅ。仲間のことはちゃんと覚えておったし問題なかったから、そういえば、ジャンに聞かれるまで特に気にしておらんかったわ」
「綴サンは、なんというか楽観的デスネ〜」
「悲観的になるよりは良いではないか、人生楽しんだ方が得だぞ？」

そして、にっこりとジャンに微笑んだ。

「ジャン、お前様が何をするつもりなのかは知らぬが、ほどほどに、な？」
「……Hahaha、何の事でショウ？」
「ふふっ、ただの老婆心じゃよ。……私も、らんの様子が少しおかしいのは気がついておるからな」

お茶を一口飲んで、ため息をひとつついてから、ぼやくように呟く。

「うちの赤と青の馬鹿鳥たちもじゃが、まったく、どこもかしこも不穏な雰囲気を出しおって……」

先ほど目の前を走り去っていったやちよと、分裂したやちよの魔力の狐を思い出す。
まさか、あの暴走っ子をみて、あぁこやつらは、いつも通りで安心するとは思わなんだ。

「手伝えることがあるなら、声を掛けると良い。まぁ、頑張るんじゃぞ」

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みんな不穏ファンタジアやってたから、この波に乗るしかない！！と乗ってみた(･ω･)
何となくお宿に不穏な気配が漂ってるのを気がついた&ジャンさんがなんかやりそうって察しました。

◆お借りしました！
ジャンさん【illust/72939890】
エンラさん【illust/72982104】
らんさん【illust/72937936】
やちよさん（ちよちゃんの方）【illust/72957029】（「きつねの風呂入り【illust/73803670】」の流れお借りしました）

口調等違ってましたら申し訳ありません！
こちらはお借りした方の行動を縛るものではございませんので、
不都合な場合はスルー&パラレル、改変等ご自由にどうぞ。
その他、何かございましたらお手数ですが、ご連絡いただけると助かります。

キャプションは後で補足を追加するかも…

自キャラ：綴とミトラ【illust/72993842】
青と赤についてはこちら【illust/73796017】【illust/73557972】【illust/73558623】
企画元様：pixivファンタジア Last Saga【illust/72934234】