イタリア製ベレッタ - マグナムショットガン / ハーフライフル

イタリアの老舗銃器メーカー、ベレッタ社のAL391ウリカ・ショットガンをマグナム仕様に改造した狙撃銃。ハーフライフリングバレル、ハリスバイポッドBR、スプリングフィールド4-14×56ジェネレーションスコープ、多弾装マガジンを装備。ショットガンは銃身と弾薬を換装すれば簡易狙撃銃としても使用できる汎用性の高い銃である。銃身にライフリング(飛翔する弾丸に回転を持たせ、ジャイロ効果により弾丸を直進させる機構)を施し、「一発弾」と呼ばれる大型弾を使用する。通常の散弾ではなく、巨大な鉛弾を撃ち出し目標を射抜くのだ。このように半ライフル化されたショットガンは100m～300m程度の距離であれば、ほとんどライフルと変わらない命中精度を持つ。また破壊力も別格であり、車のドア程度なら簡単に貫通してしまう。対人で使用した場合、人体に一発弾が命中した瞬間、命中した部位が粉々に吹き飛ぶと共に弾丸も変形して体内に潜り込み、内臓を引き裂いて致命傷を与える。余りにも破壊力が大きい為、このようなマグナムショットガンは軍用として制限される事もある。また大型害獣(猪～熊レベル)の駆除等に使用されるのは専らこの種の銃である。ちなみに図の銃を日本で購入すると(多弾装マガジン除く)一式で50万円くらい。日本で銃を所持するのはそんなに難しい事ではないので、興味がある人は「銃砲所持許可」等で検索してみよう。