ヌオ様といっしょ[33]：やっつけて下さい〜

■二人が真面目に頑張ってる頃…　■お月見山の直前にポケセンがあったので、そこで少々休みつつ、明日お月見山を突破しよう、ッて事になった。それまでは修行、修行！　「そういえばさ、最近ヌオ様たち出てこないね」「……言われてみればそうだなぁ。なんか理由あんのかな？」「きっと頑張って自力でやんなさい、ってことなんだよ、きっと＾＾」「リーフちゃん、前向きだなぁ」「あたしはいつも前向きだよ＾＾」　彼女はにぱ、と屈託のない笑顔。ボクは何となくヤな予感……　■「ちょ、ちょっと待って、今あたし少し冷静になるから」「まぁ〜、そんなに狼狽しないで下さい〜」「……え、ええ、もちろん、落ち着いてるわよ、もちろん落ち着いてるに決まってるじゃないッ」「あ〜、バッチはいいです〜、ワシには無意味なので〜」「そ、そ、そ、そうよねッ、あなたにはバッチは無用……ッてトレーナーカード持ってること自体おかしい……うぅん、良くあることなのよ、きっと、うん、きっとそうよ、うん、きっとッ」「で〜、お願いと質問が少々〜」「い、良いわよ、何でも聞くわよッ　全く敵わなかったんだし……悔しいケド……。で、何を聞けばいいの？」「もう少ししたら〜この帽子と同じ帽子をかぶったコが来ます〜。そのコを〜完膚無きまでにやっつけて下さい〜」「え、でも規定があって、挑戦者のレベルに合わせなきゃダメなんだけど……」「気にしない〜」「い、いいのかしら……」「大丈夫〜。それと〜この地方の今のチャンピオンは〜誰ですか〜」「……確か、レッド君だったと思うけど、彼、失踪しちゃったのよね。だからリーグ自体がジョウトと合同になったんだけど……」「ありがと〜」「い、いいのよ、……って、あら？？　消えちゃった……」　■次の話【illust/7455147】前の話【illust/7392638】表紙【illust/5527994】　■限りなくネタ振り回＞＜　■[追記] 火を見るより……解りやす、……いのかあまり自信はありません＞＜