春と光、エピグラフのための三篇

クロ月。掌篇三つ。
各話につながりはありません。
一、転生
二、クロ←月
三、会社員←小説家

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「僕はあなたを愛しています。たとえあなたの血が氷のように青く冷たくても。その氷を溶かすことができなくて一体何のための小説でしょうか。僕の小説がほんの少しでもあなたの心に響かないとしたら、小説家は一体何のために小説を書くのでしょうか」

(『卒塔.婆小.町』/中.山可穂)

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2019-05-06 06:21

 浅井青


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