夜の散歩

星空の下、ブロリーを連れ出して散歩する
あまり言葉は交わさないまま、ただ時間だけが過ぎていく
チロルはそれでも構わない
いつの間にかブロリーが先に歩いていて、チロルはブロリーの大きな背中を見ながら、横にある大きな手に自分の手を伸ばす
そっと触れてみるけど、ブロリーからは何も反応がない
それでも、チロルはブロリーの指を軽く握った
静かに反応が返ってくる
それが嬉しくて

ブロリーの顔は見ることが出来ないけど、チロルの顔もとても熱くなっていて
「振り向かないで」
と心で思った

静かに二人の時間だけが流れていた

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2019-07-14 23:31

 はりぼし


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