消えるもの消えないもの

前のタケ坊とみお姉の話、元々はみお姉の話を描いてたんですが、まあ、まとまらなくて。 完全に違う話。
そもそもみお姉の眼中にないアニキとか、2人の様子を離れた所から一人で見てるどろろとか、百どろ推しには痛々しすぎて……なんて私、心が狭いんだ！！みお姉に相手にされてないとわかってるのに(笑)それでもアニキがみお歌って、とかするのが、もうやたらと辛い……。それでなくても辛い話数なのに………。 そのうちいい形にして仕上げます。みお姉自体は好きだし、大事にしたいんだ！本当にアニキが絡まなければ……でもアニキなしで進まない。

みお姉達の話描いたら、どうしても今回のこれがやりたくなりました。６話の終わりで、お墓を作ってあるカットがあって。でもアニキは、死んで、魂が無くなったら、遺体が見えない。埋葬用の穴を掘ってる間に、アニキは遺体が見えなくなっただろうな、と思いました。本当はそこにあるけど、もうアニキには見えなくてわからない。魂が無くなったものは、ただ消えてしまうのがアニキのそれまでの世界。(誰かが死んだらそのまま消えてしまうっていうのをどうにかどこかでやりたくて、さらに見えないまま相手を悼むという重い意味を付けてやれるのが、本編内ではここしか思いつかなかった。)
でも今はどろろがいて、ここだよって遺体のあるところを教えてくれる。辛くて寂しいけど、弔ってあげて、お別れができる。
どろろもアニキがいてくれるから、埋葬できて、おっかちゃんの時みたいに1人きりで、お別れしなくていい。
この辺りでまだアニキ、みおと痛がる声、しか声が出てなくて、2人の会話でのやり取りはないけど、お互いに悲しみを分けあえる人がいて。思いやれる人がいて。
ああ、今、1人じゃないんだ。ってお互いに実感したらいいなあ。
入れてませんが、このアニキは埋葬する前に1人1人ぎゅってしてあげてます。 アニキにはきっともう何を抱いてるのかすらよくわからないだろうけど、きっと痛かっただろうな、って気持ちで。そんなのもう描けませんでした……(T-T)少し時間置いたら差し込める？無理かな……3コマ目くらいまで考えたらもう泣いてるし。どんだけアニキ好きなの？？