PH-IE-005　今を消す

種族　パンドラヒューマノイド
性別　女性
年齢　12歳　失踪してから５５年が経過するが年齢変わらず
身長　136.6cm
能力　喋っている言葉や文章に「今」という言葉があるとそれを無条件で消滅させる。また、今のあとに名前が呼ばれた人間も一緒に消滅する
属性　認識系
タイプ　異常タイプ
テーマ曲　アウテムを消す
人間時代の本名　不明
ADC　ポーン改めビショップ

「過去と未来を消すべきではないと思います。消されるのは今だけです。」

説明
PH-IE-005は、特殊な場所で発見されました。現在彼女はコンテナサイト「IE6」に収容されています。
彼女の成長の不具合から、過去に虐待を受けていた可能性があります。
我々は、最初この文書にとある「一文」を入力し終えたと考えていて報告書として提出したのですが、その「一文」が消失していることに気が付きました。
その件で本部の職員と話し合う際にも「一言」が聞こえなくなってしまう現象に見舞われました。
彼女の仕業であることが判明した後は、対策協議を開始した後、ポーンクラスの危険性と断定しました。文章や発言程度にしか影響を及ぼさないため、極めて安全で管理しやすい事からです。

彼女は自分がパンドラヒューマノイドであることの自覚はありません。それと非常に明るい性格で職員たちとの会話に対して非常に友好的です。
やはり会話しているときも「一言」の消滅が発生していることはありましたが、それを気にせずに会話をし続けていきました。

本部からの連絡でラテン語の「アウテム」を使うことを推奨されました。「一言」や「一文」と同じ意味を持つ言葉ですが、彼女はラテン語を理解していないということで使用許可が出されました。しかし、それも過去の話です。

ある時、歩兵職員３名の言い争いが起きた際に奇妙な事態が発生しました。
補遺
A「おまえが、あそこで清掃しないのが悪いんだよ！」
B「やろうとしたこと対して、今、Cのサボりが決まりましたってなったんじゃないか。」
C「今、AとBが清掃担当だったのに何を言うんだクソ共が！」
この会話のあと１分後に３人とも消滅しました。これについて、原因調査を行いましたが見つかりませんでした。
銀将階級職員が、彼女を見に行っても平然としていたことから、何らかの事変を行っているのではないかと推測されました。

更なる奇妙な異変についての記録
歩兵職員消失事件から半年後、なぜか彼女がアウテムという言葉を理解していたようです。
どこでこの言葉を覚えたのかはわかりません。急遽、彼女の施設内でアウテムという言葉を使用することも禁止にしました。はそうするしかありません。
このようにという言葉をまさにつかうのはよろしくないです。のところは・・・・

本部の職員との小規模の会議の結果、PH-IE-005の危険度クラスをポーンからビショップに格上げすることにしました。「一言」に添えて「人物の名前」を読み上げるとその人物が消滅するという事態を避ける必要があります。