【らせん神話】スペクター【4期】
こちらの素敵な企画【illust/74389775】に子世代で参加させていただきます。
※キャプション随時更新中※
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名前:スペクター
性別:♂
年齢:24
一人称:ボク
二人称:キミ、さん付け、呼び捨て
所属国:群島
ステータス:こうげき:20、ぼうぎょ:11、とくしゅ:44、すばやさ:23(合計:98)
父親 :テラーロアーさん【illust/76635836】
父親 :ディリ【illust/76559150】
きょうだい:ホロゥソロゥさん【illust/77306693】
ほんのり怖いお話ばかり書いている童話作家。
自分の書いた童話を読み聞かせをることが好きで、
父親譲りの演技力と語り方で小さな子供は泣きだしてしまうとか。
本人的にはまだまだ自分の話や読み聞かせに満足しておらず、
スキルアップのために、日々色々な物を観察するよう心がけている。
恋愛については、どう思っているのか全く分からず、
男女構わず口説いたり離れたりふらふらしている。
運命の相手に出会ったら、きっと積極的かつ一途だよ、と本人談。
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★関係
▽最高に怖い話の語り手だった父親
テラーロアーさん【illust/76635836】
「やっぱりさぁ、父さんの怖い話には敵わないんだよなぁ」
「なぁなぁなぁ父さん! 未だに少し恋愛に抵抗あるディリを落とすの大変だったんじゃないの? 聞きたいなぁ聞きたいなぁ」
「ウ~ン、なんか父さん見てるといいネタが湧いてくる気がするよ~。オーラが違うよな、オーラが!」
▽脚本と演技の得意な友達のような父親
ディリ【illust/76559150】
「ディリはさぁ、父親っていうか友達? いやいや、馬鹿にしてないって。育ててくれてありがとぉ~~パパだいちゅき~~~」
「ボクの童話原作で、ディリが脚本書いて、次の公演するのどぉ? 親子パワーで最高傑作できそうじゃない!?」
「ボクがもっと演技も出来たら、ディリの公演出演するんだけどなぁ。ボクイケメンだしいけるでしょ? え、そんなことないって? 自分の息子だぜ? お世辞でもイケメンって言えよな!」
▽父を継ぎ怖い話を語り継ぐ片割れ
ホロゥソロゥさん【illust/77306693】
「なぁ、どう? 昔みたいに入れ替わって父さんとディリ脅かすのさ~! 最高だと思わない?」
「いや、そう、あのね、ボクの童話の新作できたのよ! また読み聞かせ行こうと思ってるから練習付き合って~?」
「ホロくん聞いてくれよ! ボク今日めっちゃ怖い話思いついてさ! すぐ忘れちゃったんだケドね~」
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♡素敵なご縁をいただきました♡
ボクの童話でキミの心に安らぎを
ルーリョさん【illust/77049032】
「やぁやぁ、みんな、今日もボクの朗読、泣くホド面白かったか〜い?」
「……ん? キミは見かけないけど、かわいい顔だねぇ。え、エェ?? いやいや、ボクはただお話を朗読してただけだよ! ちょっと怖すぎたかもしれないケド〜」
「分かってくれたなら良かった。どう? 記念にキミもボクの朗読聞いていかない? 特別に、キミだけに新作を披露するよ!」
「ボクは毎日ここで朗読してるから、気に入ったらいつでも聞きにきてネ〜」
「ふふん、今日も来てくれたんだねェ。気に入ってくれたみたいですごく嬉しい!」
「さぁ、今日もルーリョのためにとっておきの話を書いて来たからね、ルーリョのきのみジュースと一緒に、最後まで楽しんで行ってちょ〜だい!」
(ルーリョのはじめて会った日の怯えた様子、朗読の度に薄れて行っている気がする……)
(ボクの書く、語る話がキミに何か影響を与えているのカナ? だとしたら、それはとても嬉しい)
(……でも、きっとそれは一時だ。ボクは群島の国民で、ルーリョは天空の国民。どんなに楽しくやっていたところで他国の一国民同士。今日のように戦況次第で他国との行き来が出来なくなってしまうこの世界で、キミに安らぎを与えるにはどうしたらいいんだろうね)
「ふふ、なんだか最近ボクはキミの事ばかり考えてるみたい。良くないよねェ……」
「……! ルーリョ! ……なんだか久しぶりだね~。いや、たった数日だったかなぁ? ボクはものすごく長く感じた気がする」
「あぁ……ボクの童話よりも、国の滅びよりも、もっともっと怖いもの、本当はボクも分かってたんだ……」
「まさか、キミに気が付かされるなんて思わなかったケド……キミのおかげで気が付けたのが嬉しくもあるんだ」
「間違いない、ボクの運命の相手はキミだよ、ルーリョ」
(運命の相手だって認めたボクは、キミのそばで怖いけれど少しハッピーな話を語り続けるよ)
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴
海辺で新作の執筆をする、いつも通りの昼間。
突然猛烈な風に襲われ、紙がバサバサと音を立てながら手元を離れて行った。
顔を上げると、目の前の海は普段とは比べ物にならないほどにうねり、
降り出した雨がかろうじてに残った紙たちをどんどん濡らしていた。
「……ウ~ン、なるほど」
――行け!!!! どこからか聞こえた声に立ち上がり、つぶやく。
インクがにじんだそれを放りだして、向かう先は天空の国。
不思議と怖さは少しもなかった。
生き延びる方法を、キミからたくさん教わったからかな。
あぁ、ボクの作品たちを雨風から救う方法も聞いておくんだった。
少し悲しいけれど、さようなら。
ここに残されてしまうであろう彼、彼女たちに
“向こう”で少しでも安らぎを与えられますように。
怖い童話でも、無いよりはマシ、だろ?
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴
運命の相手の傍にいるため、スペクターは天空に移住となります。
※キャプション随時更新中※
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名前:スペクター
性別:♂
年齢:24
一人称:ボク
二人称:キミ、さん付け、呼び捨て
所属国:群島
ステータス:こうげき:20、ぼうぎょ:11、とくしゅ:44、すばやさ:23(合計:98)
父親 :テラーロアーさん【illust/76635836】
父親 :ディリ【illust/76559150】
きょうだい:ホロゥソロゥさん【illust/77306693】
ほんのり怖いお話ばかり書いている童話作家。
自分の書いた童話を読み聞かせをることが好きで、
父親譲りの演技力と語り方で小さな子供は泣きだしてしまうとか。
本人的にはまだまだ自分の話や読み聞かせに満足しておらず、
スキルアップのために、日々色々な物を観察するよう心がけている。
恋愛については、どう思っているのか全く分からず、
男女構わず口説いたり離れたりふらふらしている。
運命の相手に出会ったら、きっと積極的かつ一途だよ、と本人談。
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★関係
▽最高に怖い話の語り手だった父親
テラーロアーさん【illust/76635836】
「やっぱりさぁ、父さんの怖い話には敵わないんだよなぁ」
「なぁなぁなぁ父さん! 未だに少し恋愛に抵抗あるディリを落とすの大変だったんじゃないの? 聞きたいなぁ聞きたいなぁ」
「ウ~ン、なんか父さん見てるといいネタが湧いてくる気がするよ~。オーラが違うよな、オーラが!」
▽脚本と演技の得意な友達のような父親
ディリ【illust/76559150】
「ディリはさぁ、父親っていうか友達? いやいや、馬鹿にしてないって。育ててくれてありがとぉ~~パパだいちゅき~~~」
「ボクの童話原作で、ディリが脚本書いて、次の公演するのどぉ? 親子パワーで最高傑作できそうじゃない!?」
「ボクがもっと演技も出来たら、ディリの公演出演するんだけどなぁ。ボクイケメンだしいけるでしょ? え、そんなことないって? 自分の息子だぜ? お世辞でもイケメンって言えよな!」
▽父を継ぎ怖い話を語り継ぐ片割れ
ホロゥソロゥさん【illust/77306693】
「なぁ、どう? 昔みたいに入れ替わって父さんとディリ脅かすのさ~! 最高だと思わない?」
「いや、そう、あのね、ボクの童話の新作できたのよ! また読み聞かせ行こうと思ってるから練習付き合って~?」
「ホロくん聞いてくれよ! ボク今日めっちゃ怖い話思いついてさ! すぐ忘れちゃったんだケドね~」
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♡素敵なご縁をいただきました♡
ボクの童話でキミの心に安らぎを
ルーリョさん【illust/77049032】
「やぁやぁ、みんな、今日もボクの朗読、泣くホド面白かったか〜い?」
「……ん? キミは見かけないけど、かわいい顔だねぇ。え、エェ?? いやいや、ボクはただお話を朗読してただけだよ! ちょっと怖すぎたかもしれないケド〜」
「分かってくれたなら良かった。どう? 記念にキミもボクの朗読聞いていかない? 特別に、キミだけに新作を披露するよ!」
「ボクは毎日ここで朗読してるから、気に入ったらいつでも聞きにきてネ〜」
「ふふん、今日も来てくれたんだねェ。気に入ってくれたみたいですごく嬉しい!」
「さぁ、今日もルーリョのためにとっておきの話を書いて来たからね、ルーリョのきのみジュースと一緒に、最後まで楽しんで行ってちょ〜だい!」
(ルーリョのはじめて会った日の怯えた様子、朗読の度に薄れて行っている気がする……)
(ボクの書く、語る話がキミに何か影響を与えているのカナ? だとしたら、それはとても嬉しい)
(……でも、きっとそれは一時だ。ボクは群島の国民で、ルーリョは天空の国民。どんなに楽しくやっていたところで他国の一国民同士。今日のように戦況次第で他国との行き来が出来なくなってしまうこの世界で、キミに安らぎを与えるにはどうしたらいいんだろうね)
「ふふ、なんだか最近ボクはキミの事ばかり考えてるみたい。良くないよねェ……」
「……! ルーリョ! ……なんだか久しぶりだね~。いや、たった数日だったかなぁ? ボクはものすごく長く感じた気がする」
「あぁ……ボクの童話よりも、国の滅びよりも、もっともっと怖いもの、本当はボクも分かってたんだ……」
「まさか、キミに気が付かされるなんて思わなかったケド……キミのおかげで気が付けたのが嬉しくもあるんだ」
「間違いない、ボクの運命の相手はキミだよ、ルーリョ」
(運命の相手だって認めたボクは、キミのそばで怖いけれど少しハッピーな話を語り続けるよ)
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海辺で新作の執筆をする、いつも通りの昼間。
突然猛烈な風に襲われ、紙がバサバサと音を立てながら手元を離れて行った。
顔を上げると、目の前の海は普段とは比べ物にならないほどにうねり、
降り出した雨がかろうじてに残った紙たちをどんどん濡らしていた。
「……ウ~ン、なるほど」
――行け!!!! どこからか聞こえた声に立ち上がり、つぶやく。
インクがにじんだそれを放りだして、向かう先は天空の国。
不思議と怖さは少しもなかった。
生き延びる方法を、キミからたくさん教わったからかな。
あぁ、ボクの作品たちを雨風から救う方法も聞いておくんだった。
少し悲しいけれど、さようなら。
ここに残されてしまうであろう彼、彼女たちに
“向こう”で少しでも安らぎを与えられますように。
怖い童話でも、無いよりはマシ、だろ?
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運命の相手の傍にいるため、スペクターは天空に移住となります。
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2019-10-08 23:35
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