いそがし
毎月のことながら今更今月の妖怪を描きました。
今月は勤労感謝の日があるので「いそがし」を描きました。
何をする妖怪なのか伝承が残ってないようで、性質がよくわからないのですが、個人的にビジュアルが「うっ(キモい)」ってなったので印象的な妖怪です。
水木しげるも、この妖怪の絵を見つけてから数年、この妖怪についての伝承を探したみたいなのですがわからなかったそうです。
なので水木しげるなりに、この妖怪は憑物の一種で、これに憑かれるととにかく世話しなくしていないと落ち着かない。
逆に世話しなくしていると落ち着くという説を打ち出していました。
また、この妖怪は現代の人間ほとんど全てに憑いているため、最早憑物といっていいのかすら疑問だとも述べています。風刺が効いてていい説ですね。
他に、ネット上でこの妖怪は天井なめの一種(原型?)では、という説も見かけました。
天井なめとは名前の通り天井をなめる妖怪で、天井なめがなめた天井には汚ならしいシミができてしまうと言われています。
天井なめの恐ろしい説として、これも出典が曖昧で申し訳ないのですが、天井なめがなめたシミは見た人にとって恐ろしい像を結び、見た人を発狂させてしまうというものがあります。
突然恐ろしくなる天井なめ像。
忙しさもまた、人を狂わせる力があると思います。
まして、このいそがしという妖怪の絵からは、活発に動き回っている雰囲気は感じますが、何か生産的なことをしているようにはとても見えません。
「忙しい、忙しい」と言っているのに何も生産性がないことばかりしているように見える。無意味に奔走している。個人的に若干の狂気を感じます。
そういう点では、先程の天井なめの説と相まって、いそがしと天井なめに繋がりがあるという説は「アリ」だなと思います。
今月は勤労感謝の日があるので「いそがし」を描きました。
何をする妖怪なのか伝承が残ってないようで、性質がよくわからないのですが、個人的にビジュアルが「うっ(キモい)」ってなったので印象的な妖怪です。
水木しげるも、この妖怪の絵を見つけてから数年、この妖怪についての伝承を探したみたいなのですがわからなかったそうです。
なので水木しげるなりに、この妖怪は憑物の一種で、これに憑かれるととにかく世話しなくしていないと落ち着かない。
逆に世話しなくしていると落ち着くという説を打ち出していました。
また、この妖怪は現代の人間ほとんど全てに憑いているため、最早憑物といっていいのかすら疑問だとも述べています。風刺が効いてていい説ですね。
他に、ネット上でこの妖怪は天井なめの一種(原型?)では、という説も見かけました。
天井なめとは名前の通り天井をなめる妖怪で、天井なめがなめた天井には汚ならしいシミができてしまうと言われています。
天井なめの恐ろしい説として、これも出典が曖昧で申し訳ないのですが、天井なめがなめたシミは見た人にとって恐ろしい像を結び、見た人を発狂させてしまうというものがあります。
突然恐ろしくなる天井なめ像。
忙しさもまた、人を狂わせる力があると思います。
まして、このいそがしという妖怪の絵からは、活発に動き回っている雰囲気は感じますが、何か生産的なことをしているようにはとても見えません。
「忙しい、忙しい」と言っているのに何も生産性がないことばかりしているように見える。無意味に奔走している。個人的に若干の狂気を感じます。
そういう点では、先程の天井なめの説と相まって、いそがしと天井なめに繋がりがあるという説は「アリ」だなと思います。
5
5
323
2019-11-18 20:52
Comments (0)
No comments