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本当に些細な選択で正義が悪になり悪が正義になる、それを3学級それぞれで遊ぶと嫌というほど思い知らされるんですよね……。級長たちの言ってることは全員少しずつおかしい部分があるけど、そのおかしい部分の裏に彼らの理想があるんだなぁ、などと思ってみたり。

序盤からして三国の共存共栄を謳いつつ、実際には大司教の 棍棒政治で、あちこち血の匂いが漂っていますからね…。 それに対して学園のマドンナが生徒を集めて、武器を取り ついていけない善良な子供と支援する悪い大人が出てくる。 学園モノという設定を見事に活かしたシナリオですよね…。

ベルちゃんを含めてあの世界の生徒って妙に達観しているというか、割り切っているというか……戦乱の時代に生きているんだなぁと思い知らされる言動を時々しますよね。青春を謳歌する筈の学校で実習として人殺しをやらせる世界だから、ある程度は割り切らないと生きていけないんでしょうけれど……。

連投失礼。本当に殿下にとって先生は石灰石ですよね。 でも正直それでこそ殿下というかなんというか…。 エーデルも捨て身の革命家より、リンハルトの支援や この2枚目みたいな、ポンコツマドンナしているほうが ずっと性に合ってる気がします。

同じ生徒だろうと、脅威と感じれば殺気を放つ。 エーデルの組織改変の際に、ベルが嫌いな父親は除名され 気掛かりな母親は格上げされる。死んだエーデルを「そんなこと」 こういうのを見ると、やっぱりベルも「エーデルガルトの同級生」 なんだよなぁと常々感じます。意外に爪を隠してるタイプ。