レインコート 1
降りしきる雨。すべての音を掻き消し、風景を塗り潰していく。人通りはない。まるで別世界のような見慣れた通りを、ボクは歩く。髪とお揃いの黄色のレインコートと長靴。一足駆ける度、フードについた兎耳の飾りが揺れる。近頃人気のやつで、司令官が買ってくれた下ろしたてだ。子供っぽいかもしれないけれど、それだけでボクには宝物。
と、不意に掛けられる声。突然の申し出に、目を丸くする。けれど、ちょっぴり興味もあって。好奇心から、首を縦に振る。少し場所まで歩くらしい。そのままふらふらと、魅入られたように彼の後をついていく。辺りに響くはただ雨音のみ。見ている人は誰もいない。
幾らか前にとあるフォロワーさんと話が弾んで、その際に作ってくれたMMD(というのかな?)から。
と、不意に掛けられる声。突然の申し出に、目を丸くする。けれど、ちょっぴり興味もあって。好奇心から、首を縦に振る。少し場所まで歩くらしい。そのままふらふらと、魅入られたように彼の後をついていく。辺りに響くはただ雨音のみ。見ている人は誰もいない。
幾らか前にとあるフォロワーさんと話が弾んで、その際に作ってくれたMMD(というのかな?)から。
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2019-12-15 21:25
Comments (3)
わーい! ありがとうございます!
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