C97　冬コミ新刊　戦前の「自動制御」兵器　準備版

「自動制御」といっても、（実用的な）誘導兵器が誕生するのは戦後のこと。ただし、外乱による逸れを自ら修正して目標へと真っすぐ進み続けるような自動制御システムはすでに１９世紀末には存在していました。
電子機器どころかアナログ電気回路さえなしに？　どうやって？　というのを追求したのが本書になります。ただし、冬コミ時間の都合上前半部分の未完成版となります。

準備版では主に油気圧システムの概念とWhitehead魚雷の自動制御のしくみを解説します。
完成版では、これに加え、制御理論を使った解析、航空機の自動操縦装置や航空魚雷の安定制御なども扱う予定です。

それでは、Ｃ９７　４日目　西て13aにてお待ちしております。