一緒に食べようと持ってきたのに
小説書いてて、気に入った部分が出たので描きました。
↓
・・とはいえ、しのぶにやたら話しかけられ、且つ、ため息をつかれるのは、鬱陶しい。
さきほどは、縁側で刀の手入れをしていると、しのぶが握り飯を持って話しかけてきた。
手が離せないので、無視を決め込む。
「ちょっと、冨岡さん。ひとが話しかけてるんだから、無視しないでください。
ちょっとー、聞いてますかー?お握り作ったんですけどー?」
・・ならば、ちょうど手に持っているお前が、それを食わせてくれればいい。しのぶに向かって、口を開けた。彼女が、一瞬固まる。
・・・どうした?くれないのか?
「・・・~はぁぁぁ」
しのぶが、ため息をつきながら差し出す握り飯を、黙々と食べる。やたら、旨い。
「旨い」
刀に向き直る。
「・・・そういうとこですよ。冨岡さん。」
・・なにが不満だ。用事は済んだではないか。
仕事にやっと復帰するときも、しのぶは不機嫌な顔で詰め寄ってきた。
「そういうとこ直さないと、きっとまた痛い目に遭いますよ!」
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12245899
よろしければご覧ください。
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・・とはいえ、しのぶにやたら話しかけられ、且つ、ため息をつかれるのは、鬱陶しい。
さきほどは、縁側で刀の手入れをしていると、しのぶが握り飯を持って話しかけてきた。
手が離せないので、無視を決め込む。
「ちょっと、冨岡さん。ひとが話しかけてるんだから、無視しないでください。
ちょっとー、聞いてますかー?お握り作ったんですけどー?」
・・ならば、ちょうど手に持っているお前が、それを食わせてくれればいい。しのぶに向かって、口を開けた。彼女が、一瞬固まる。
・・・どうした?くれないのか?
「・・・~はぁぁぁ」
しのぶが、ため息をつきながら差し出す握り飯を、黙々と食べる。やたら、旨い。
「旨い」
刀に向き直る。
「・・・そういうとこですよ。冨岡さん。」
・・なにが不満だ。用事は済んだではないか。
仕事にやっと復帰するときも、しのぶは不機嫌な顔で詰め寄ってきた。
「そういうとこ直さないと、きっとまた痛い目に遭いますよ!」
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12245899
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2020-01-18 20:04
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