アニメっぽい魔法少女シャロル

落書きに熱が入り、最終的に円盤のジャケットイラスト風(のつもり)に仕上がりました。ノリでロゴも作ってみたり(時間かかった)。シャロルちゃんは少し前に描いたけど、姉で上司の魔女シャロンさんは3年ぶりぐらいに描きました。ついでにデザインをちょっと変更。

【設定メモ(暫定):魔法少女や魔女について】
「魔女の雛」
低確率で誕生する強い魔力を持った子供。
自身で魔力をコントロールすることが困難であり、魔力の暴発で自身や周囲を傷付けてしまう危険と常に隣り合わせ。
魔力が活性化した際は、瞳と髪の色が変わる。
第二次性微期を迎える頃までに魔法少女に覚醒しなかった場合は魔力が徐々に失われ、覚醒は不可能となる。

「魔法少女」
魔女の雛が自身の魔力を安定して制御できるようになると、魔法少女へと覚醒する。
普段は魔力を半封印状態で抑制しており使える魔法は限られているが、呪文とともに魔力を開放することで魔法少女の姿へと変身する。変身後は強力な魔法が使用可能となり、身体能力も飛躍的に上昇する。外見は雛の時代と同様に瞳と髪の色が変化することに加え、魔力で編み出される魔法装束を身に纏う。
成人する頃までに魔女に覚醒しなかった場合、魔力は徐々に弱まり、やがて魔法少女への変身と魔女への覚醒が不可能となる。

「魔女」
魔法少女が魔力を己の力として完全に昇華することで魔女へと覚醒する。
魔法少女時代とは比べ物にならないほどの圧倒的な魔力を誇り、繰り出す魔法は規格外の規模となるが、優秀な魔法少女でも覚醒することは極めて稀。
変身前でもある程度の魔法が使用可能。変身の呪文も不要となる。
魔法装束のデザインが変化し、魔法少女時代のものと比べると比較的落ち着いたものになる。
魔力は生涯消えることはないが、その強すぎる力は人間の住む下界において災厄を引き起こしてしまうため、魔女となった者は下界に降りることを禁止されている。

「バラの花」
シャロルの故郷である魔法界には女性しか存在せず、子供はどこからともなく芽吹くバラから生まれる。子供を誕生させるにはバラに魔力を注いで育てる必要がある。複数の魔力を注がれると枯れてしまうため、バラを育てられるのは、そのバラが初めて吸収した魔力の持ち主のみ。
魔力を注がれなかったバラは長くは持たず、やがて消滅してしまう。
子供を産み落とした後、バラの花は枯れて失くなるが、株が生きていれば引き続き魔力を注いで維持することで再び蕾をつけ、次の子供が生まれる。
バラを育てた者は「親」、そのバラから生まれた者は「子」、そして同じ株のバラから生まれた子供は「姉妹」の関係にある。