「“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン氏」の制作過程

“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン氏
...の制作過程です！

手順は、白黒2色(グレースケール)で写実的な模写を制作するときとほぼ同じです(鉛筆・水彩絵具・油絵具などなどで、静物デッサンをする手順とほぼ同じです)。

モチーフとそっくりに描くことがコンセプトなので、
制作中は「モチーフ」と「自分が描いている絵」を常に見比べて、その「差」を疑い・発見し、その「差」を少なくしていくことが基本になります。
「その『差』を“少なくしていく”」という意識が特に重要で、「その『差』を“完全に無くしていく”」という意識で制作し続けると、「いつまで経っても制作が終わらない」という地獄に落ちますので、大きな注意が必要です。
ただ、一度その地獄に落ちた経験があると、「手を抜く」ということを意識できるようになるので、その地獄に落ちることも必要です。

1.下書き(モチーフの形のアタリをつける)。
2.地塗り(明暗のベースを塗る)。
3.描き込み(細かい明暗と質感を描き込む)。
4.完成(※あくまでも、「モチーフ」と「自分が描いている絵」の「差」が“少ない”と思える状態)。