【PFAOS】急降下【竜星の島】

「皆、続々と飛び降りていくな……飛行手段もないのに、全く度胸のあるやつだ」

そう言いながら、下方を見下ろしていたリュウト。その直後、ふと遠方に雷が落ちるのを目にする。
晴天にもかかわらず落ちる落雷……まさに青天の霹靂と言えるそれを、副団長ノックスとリュウトは見ていた。

「これまたでかいのが落ちたな……ありゃ魔法か？」

「いえ、団長……あれは」

突然、リュウトが叫ぶ。

「我が妹、リュウカのものです！！！！」

「は！？」

「恐らく竜に襲われているのではないかと！！行ってきます！！」

一体どこを見て妹のものだと判断したのかは不明だが、どうやらスイッチが入ってしまったらしい。うおおおお、という叫びと共にリュウトはマントを広げ、下界に見える島へ向けて飛び降りていくのであった……。

「って、結局お前も飛び降りるんだな……」

ぽつり、副団長はそう呟いたとかなんとか。

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リュウト、ダイレクトエントリーの巻。
あまり動かす気はなかったけどとりあえず戦場に投げこんどこうと思った！

文章上でだけですがお借りしています！

副団長ノックスさん【illust/79074364】
背景の城【illust/78955579】

基本的に勢いでなんとかする【illust/79189532】