【PixSN空】説教のち自己紹介【第7夜】

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あれから、メイラと名乗った少女のサポートのおかげでリランは傭兵を退ける事に成功した。
恐らく相手も２対１では分が悪いと気が付いたのだろう。
あれだけ攻撃をし続けていたのにも関わらず彼女が来てしばらくして直ぐに後退したのだ。

（・・・あんなにあっさりと、あまりにあっさりし過ぎて逆に何かありそう・・・？）

少しリランはそれに不安のようなものがよぎったが、今はそれどころではない。

「・・・シェンリ！」

「・・・！」

今は彼女の方が優先だ。

「町の何処にもいないからもしかしてと思ったら・・・。
私が言った言葉の意味は分かっていたんだよね？」

「・・・」

怒った顔でリランはそう言う。
シェンリは彼女の言葉に、視線を反らし、けれど何処か悲しそうにした。
その様子に反省はしているのが分かったリランは、そっと彼女の頬に触れ、

「何かあったらって・・・心配したんだよ？」

「・・・リラっち・・・ごめんなさい」

「うん・・・無事でよかった」

そう言ってやっと笑う。
それから、あわわとその様子を見ていたメイラへ視線を向けた。

「メイラ、だったよね？
ごめんね、急に声をあげちゃって」

「い、いえ・・・」

突然大きな声をあげれば流石に誰でも驚くし慌てるよなぁと謝りつつ思う。
自分がされたら驚くもの。

そういえばホロホロと共にいる事、そしてかまいたちを召喚したと言う事は、彼女は召喚師なんだろうか。

「あ、そうだ！名前名乗ってなかったね！
私はリラン！こっちはシェンリ！よろしくね♪」

そっと彼女の手を握り、嬉しそうに笑う。
そんなリランに突然の事だったのもあり、メイラは少々困り顔。

「リ、リラっち・・・メイちゃん困ってるよ？」

シェンリはそれに気が付き、そうリランに言う。
それに彼女は気がつかなかった為、驚きそれから謝れば、メイラは大丈夫と言ってくれた。

「ところで、メイラ」

「はい、なんですか？」

「君さえよければなんだけど、まだ傭兵がウロウロしてる可能性があるし・・・。
このまま一緒に行動しない？」

それからリランはそうメイラへと言った。

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遅くなりましたが、こちら【illust/79623701】でエンカ頂いたのでその流れをお借りしました。

今回はリランメインです。
とりあえず簡単に言うと、シェンリいないからそれを怒って、その後にメイラちゃんに自己紹介して、このまま一緒に行動しないかお誘いしました。
もしご都合悪ければお断りして構いませんので・・・！（＞＜）

何か問題ありましたら教えていただけると幸いです・・・。

◇お借りしました！
メイラちゃん&プランちゃん【illust/74649638】

リラン【illust/75231745】
シェンリ【illust/74759869】◇

口調など違ってたらすみません・・・。