４人の共通点

　こんばんは、新田将久です(*^▽^*)
　今回は森羅隊と敵対関係にある色彩団の幹部である灰谷紳仕・銕橋碧月・原科頓行・爪蕗理貴のイラストを描きました。

　実は、この４人には共通点があります。
　１つ目は、これまで私のイラストを閲覧して頂けている人ならお分かりだと思いますが、暴力や血を見るのが好きなキャラクターです（他にも暴力が好きな色彩団幹部はいますが、この４人は如実に出ています）。
　２つ目は銕橋と爪蕗が灰谷からの頼みを聞いた原科と戦い、色彩団に加入したという妙な共通点です。

　色彩団の幹部達は当然ながら最初から組織に加入しているわけではなく、様々な紆余曲折を経て自分の思惑を叶えるべく色彩団に入っています。
　それが最終的には色彩団が掲げる『争いの無い理想郷な世界を築く』ことに必要な作戦の１つになっています（※その度に森羅隊に阻止されているのはお約束）。

　銕橋も爪蕗も例外ではなく、この２人は元々色彩団とは違う形で悪の組織を作っていました。
　といっても、ほぼならず者達の集まりであり巷を騒がせていましたが、彼等の戦闘力に目をつけた灰谷が領内まで荒らし始めた集団を味方につけたら戦力が増すのではと思い、当主に進言。
　そして見事、御認可を頂いた灰谷は橙椰導師の手によって蘇生された原科の実力を測ることも兼ねて、彼に、その集団を倒すよう指示しました。

　最初は嫌がる原科でしたが、ある条件を出すと喜んで引き受けました。
　やがて彼は領内を荒らし回る、ならず者集団の頭を務める銕橋碧月と爪蕗理貴と対峙して撃破。
　その様子を見ていた灰谷は原科に連行するよう指示し、後に２人は加入する……という感じです。
　
　銕橋や爪蕗からしてみれば原科は自分達に土を付けたイヤな相手ですが、勝者の指示に従うというのが、ならず者達が抱く暗黙の掟ということもあり、わだかまりはありません（※銕橋だけは『いつか泣かす』と言っています）。